9/17(土)に開幕する「メタボリズムの未来都市展:戦後日本・今甦る復興の夢とビジョン」は、建築家たちが夢見た理想の都市像「メタボリズム」を振り返る、初の展覧会です。
「メタボリズムの未来都市展:戦後日本・今甦る復興の夢とビジョン」についてはこちら
この、「メタボリズム」という運動は何だったのか、キーワードを元に写真と漫画で当時を解説する「一分でわかるメタボリズム」。7/28(木)より毎週1話ずつ、全4回読むことで「メタボリズム」の予備知識をマスターできる連載も最終章に。
最終回となる第四回目は、メタボリズム運動が夢見た未来都市の姿をご紹介します。
メタボリズムの思想から生まれた、東京湾を横断する海上都市構想《東京計画1960》や1970 年の大阪万博は東京の人口増加や万博終了後の跡地利用までも考えた、持続可能な都市のアイデアでした。60 年代当時には図面や模型でしか表現できなかった6つの夢の都市構想を、この展覧会のために新たに制作したCG映像で再現します。まるでその街並みが目の前に現れたかのようなリアルさで、環境の変化にあわせて成長するメタボリズムの都市を体験できます。
磯崎 新《空中都市-渋谷計画》(実現せず) 2011年
CG制作:芝浦工業大学有志研究室、デジタルハリウッド大学院小倉研究室
磯崎 新《空中都市-新宿計画》(実現せず) 2011年
CG制作:芝浦工業大学有志研究室、デジタルハリウッド大学院小倉研究室
菊竹清訓《エコポリス》 1990年代前半
下 イラスト:モリナガ・ヨウ
<関連リンク>
・「一分でわかるメタボリズム」
(1)メタボリズムの立役者にはどんな人たちがいたのか?
(2)復興のデザインとは何か?
(3)プレハブ建築・カプセル建築がめざしたものとは?
(4)メタボリズム運動が夢見た未来都市の姿
・「メタボリズムの未来都市展:戦後日本・今甦る復興の夢とビジョン」
会期:2011年9月17日(土)~2012年1月15日(日)