宇宙旅行時代到来間近の今、これからの人間と宇宙の関係や、
人間の生き方はどう変わっていくのかという問題について、アーティストのビジョンを紹介し、未来を描きます。
また、米ソの宇宙開発の歴史やJAXAの「ISS/きぼう文化・人文社会科学利用パイロットミッション」
参加作品、《マーズ・アイス・ハウス》、HAKUTO等、宇宙開発の最前線を展示します。
コンスタンチン・ツィオルコフスキー
手稿(『宇宙旅行アルバム』より)
1933年
鉛筆、紙
31.1×22.7cm
所蔵:ロシア科学アカデミー・アーカイブ(ARAS)
ARAS. F. 555. File 84. Sheet 15.
スペース・エクスプロレーション・アーキテクチャ・アンド・クラウズ・アーキテクチャ・オフィス
《マーズ・アイス・ハウス》
2015年
3Dプリント模型、台座に内照ライト、映像
作家蔵
画像提供:Clouds AO/SEArch
ロケット理論や宇宙航空学のパイオニアとしてロシアの宇宙開発に貢献し、SF小説家でもあった、科学者ツィオルコフスキーのインスピレーション溢れるスケッチを展示します。
NASAが2030年代宇宙飛行士4名を火星に1年間滞在させて探索を行う計画に向けて実施した、火星住居設計コンペティションで一位に輝いた、曽野正之・祐子を含むNYの建築家チームの仮想住居を日本初公開。人間の未来の生活の在り方を提示します。