星さえも吸い込むブラックホール、今眺めている星の光が何億光年も彼方から放たれている事実、
11次元あるといわれる宇宙空間の不思議、さらに私たちの時空認識を刷新した
天体観測技術の驚くべき進歩等が、現代美術の作品等によって表現されます。
ヴォルフガング・ティルマンス
《金星の日面通過》
2012年
紙にインクジェットプリント
約44×33cm
所蔵:ワコウ・ワークス・オブ・アート
巨大なブラックホールを中心に回る銀河系、多元宇宙理論などを表現したビョーン・ダーレムの大型インスタレーション、コンピュータ画面のピクセルとなった超高感度の天体望遠鏡がとらえた深宇宙の星々を、マクロとミクロが交差するイメージとしてとらえたヴォルフガング・ティルマンスの写真作品等、さまざまな宇宙観が展示されます。