人間が宇宙をどのように見てきたかという歴史的な宇宙観の一端を、
東西の神話・宗教美術作品や貴重な天文学資料等を通して紹介します。
《ヤマーンタカ・マンダラ
(チベット)》
17–18世紀
綿布着色
61×51.5cm
所蔵:北村コレクション
岡吉国宗
《流星刀》
1898年
隕鉄
刃長 68.6cm 反り 1.5cm
所蔵:東京農業大学図書館
撮影:木奥惠三
南北朝時代、室町時代に描かれた両界曼荼羅や星曼荼羅、方位に宿る神々を描いた十二天像、チベット曼荼羅などを展示。アジア的な世界観や仏教的観点から見た宇宙像を探ります。
明治時代、富山県に流れ落ちた隕鉄と呼ばれる鉄の隕石から作られた日本刀「流星刀」を展示。日本古来の刀から宇宙と地球の関係性を探ります。