森美術館は、2016年3月26日(土)から7月10日(日)まで、「六本木クロッシング2016展:僕の身体(からだ)、あなたの声」を開催します。
「六本木クロッシング」は、森美術館が3年に一度、日本のアートシーンを総覧する定点観測的な展覧会として2004年から開催してきたシリーズ展です。5回目となる本展では、日本、韓国、台湾の4人のキュレーターによって選ばれた、20組のアーティストのバラエティーに富んだ表現を通して、日本の現代アートを幅広い視野から検証し、今日の社会とアートについて考察します。
今日、グローバル化やITの発達、SNSの普及により、個人による情報発信が可能となり、ネットを介したバーチャルなコミュニケーションの機会が増大しています。このことは自己と他者の関係性にも大きく影響を与え、これまで当たり前のように考えられてきた社会制度や世の中に存在する様々な枠組み、価値観の見直しが求められています。
本展では、独自のリサーチにより、個の事象やストーリーにスポットを当てる作品を制作している、アーティストたちのまなざしを通して、歴史や身体、性、風景についての新たなイメージを描き出します。「私」とは誰だろう。私の身体はどのように歴史や他者とつながっているのだろう。過去と未来、自己と他者が交錯する感覚を味わいながら、世界と自分との新たな関係性を探ります。
会 期: | 2016年3月26日(土)-7月10日(日) >>開館時間はこちら |
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会 場: | 森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階) |
企 画: | 荒木夏実(森美術館キュレーター) キム・ソンジョン(アートソンジェセンターディレクター、Samusoディレクター) 小澤慶介(キュレーター/特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]) ウー・ダークン(台北国際芸術村ディレクター) |
主 催: | 森美術館 |
後 援: | オーストリア大使館 |
協 賛: | 株式会社大林組 |
協 力: | シャンパーニュ ポメリー |
制作協力: | 株式会社 流 キヤノン株式会社 ソニハウス |