《プロジェクト・リビングルーム》は、2000年にボストンのイザベラ・スチュワート・ガードナー美術館のために制作されました。美術コレクターでパトロンだったガードナー夫人は、20世紀初頭に自身のコレクションを公開するための美術館を開き、一般の人々がくつろいだ環境のなかで芸術を体験し、楽しめるように配慮しました。
森美術館での《プロジェクト・リビングルーム》も、展覧会のなかで一般の方々がくつろぎながら、六本木の街の歴史や六本木ヒルズ、森美術館に関わる思い出やエピソードを聞くための場所になります。写真や小物を持ち寄り、観客の方々に向けてお話をしてくださるリビングルームのホスト役を募集しております。
① | 特別な資格等は必要ありません。人と会話することが好きな方なら、どなたでも大丈夫です。基本ひとりでのホスト役となりますが、来場者の方々に向けてお話することを前提に、複数での参加もあり。お話したい内容があるけれども、人前で話することにご不安がある方は、プロジェクト担当と直接ご相談できます。 |
② | スケジュール調整:会期中(105日)、ご都合の良い時間帯をお選びいただきます。1回から定期的、あるいは複数回ホストを担当するなど、参加方法は様々です。プロジェクト担当と相談をし、スケジュール調整をしていきます。 |
③ | 1日1,500円(交通費含む)をお支払いします。 |
④ | お手伝いいただく時間や回数によって、展覧会カタログ、招待券等を差し上げます。 |
⑤ | ホスト役に選ばれた方を対象に、研修があります。9月10日(水)(15〜17時)9月15日(月・祝)(15〜17時)(どちらかに参加)2部制の研修となり、展覧会ボランティアの方々に向けた研修と、プロジェクト別の研修となります。作家本人による展覧会の説明とホスト役にあたり簡単な注意事項、質疑応答を含む研修内容となります。 |
⑥ | お申し込みは終了しました。 |
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オーディション開催 ※ご応募ありがとうございました
《ソニック・ブロッサム》は、リー・ミンウェイが母親を看病しながら発案した作品です。
シューベルトの歌曲を聞かせたところ彼女が元気になったことから、展覧会の来場者へその歌曲を贈ります。歌い手として協力していただけるパフォーマーを募集します。
日時:2014年7月31日(木)13:00-16:00
※作家による簡単なオーディションを行います。
※オーディション会場:国際文化会館
課題曲:"Nacht und Träume: Night and Dream," " Du bist die Ruh: You are Peace, the Mild Peace," "Auf dem Wasser zu singen: In the middle of the Shimmer of the Reflecting Waves," "Frühlingsglaube: Spring Faith," "An den Mond: To the Moon"
募集人数:5名程度
対象:音楽大学の学生など、プロではない方からも広く受け付けます。
活動期間:2014年9月19日および「リー・ミンウェイとその関係展」会期中(2014年9月20日-2015年1月4日)10回程度(1日3時間程度)
謝礼:1日5,000円(交通費込み)
7月30日(水)までに、こちらよりお申込ください。
※応募多数の場合は、予定より早めに締め切る場合もございます。
森美術館 パブリックプログラム(月-金 11:00-17:00)
電話:03-6406-6101(直通)/Eメール:ppevent-mam@mori.co.jp
《ソニック・ブロッサム》は、手術を終え療養している私の母を看病している際に生まれたアイディアです。私たちはシューベルトの歌曲を聞くと、とても元気づけられることに気がつきました。それは予期せぬ贈り物のようで、私たち2人の気持ちをやわらげ、また、明らかに母の回復を助けました。また、母の病気で弱っている姿を見ることは、彼女の(そして私の)死すべき運命を、現実的に考えさせました。加齢、病や死が、もはや抽象的なものではなく、とても身近なことになりました。彼女も、そして私も、いつか旅立ってしまう日が来るのです。シューべルトの歌曲のように、私たちの命ははかないものですが、だからこそ美しいのです。
この新しいプロジェクトは、韓国国立近現代美術館の開館のために制作されました。私はこれらの歌曲を、会場を移動する歌い手から、観客へむけての形のない贈り物として使いたいと思いました。それぞれの歌い手は、5つの歌曲について学ばなければなりません。歌い手は展覧会の間、会場内を歩き、この贈り物を楽しんでくれそうな観客をみつけ、こう質問します。「歌の贈りものはいかがですか?」こうして歌が歌われます。場所と時間の双方に、音の花が開いては閉じていくのです。
プロジェクトへの参加者、募集中!
お申し込み締め切り:2014年6月30日(月)
プロジェクトによって参加の方法はさまざまです。展覧会の当日に参加できる作品もありますが、今回は、アーティストにかわって観客をお迎えするホスト役など、より積極的に参加してくださる方を募集します。
また、展覧会には、ここで募集をしている作品以外にもさまざまな方法でご参加いただけるプロジェクトがあります。詳細は後日、本ウェブサイトでご案内しますので、どうぞご期待ください。
募集に関するお問い合わせ:leemingwei@mori.art.museum
《布の追想》は、ひとりで幼稚園に行けないリー・ミンウェイを、お母さんが手作りの上着で勇気づけてくれた思い出が、もとになっています。本作では、みなさんの思い出のつまった手作りの衣類や布製の人形などと、それにまつわるエピソードを大切に木箱に入れて展示します。
観客の方々は、みなさんの思い出を共有しながら、温かい心のつながりを考えます。
・ | 最初に思い出のアイテムの写真とエピソードをお送りください。 |
・ | お申し込みいただいたなかから、アーティストによって選ばれた16名の方に実際に参加していただきます。 |
・ | 展覧会終了後、思い出のアイテムは特製の木箱に入れた状態でお返しします。 |
① | 6月30日(月)までに、思い出のつまった手作りの衣類や人形などのアイテムの写真とエピソードに、氏名、メールアドレス、住所、電話番号を加え、タイトルを「布の追想プロジェクト参加希望」とし、leemingwei@mori.art.museumまでお送りください。 |
② | 応募可能なアイテムは、箱(大:55×42×18cm、小:42×32×16cm)に収納可能なサイズです。 |
③ | お申し込みいただいたなかから、アーティストによって選ばれた16名の方に実際に参加していただきます。 |
④ | 選ばれた方のみ、森美術館展覧会担当者よりご連絡いたします。予めご了承ください。ご連絡のあった方は、指定の住所までお申し込みいただいた実際のアイテムをお送りください。 |
⑤ | アイテムは、森美術館側で作家指定の木箱に入れ、展覧会会期中、展示されます。 |
⑥ | 展覧会終了後、思い出のアイテムは特製の木箱に入れた状態でお返しします。 |
《プロジェクト・繕う(つくろう)》では、展覧会会場に観客の方から修理の必要な布製のアイテムが持ち込まれます。それをアーティストやホスト役の方が、見知らぬ人と会話を交わしながら繕います。ただし、もとどおりに繕うことが目的ではなく、その会話を通して蘇る思い出や気持ちをお互いへの「ギフト」として共有します。
・ | アーティストに代わって、持ち込まれた衣類を繕いながら、お客さまと会話を交わすボランティアのホスト役を募集します。 |
・ | 裁縫などの特別な技術や資格等は必要ありません。人と会話することが好きな方なら、どなたでも大丈夫です。日本語以外の言語ができる方、大歓迎です。 |
・ | 会期中、午前10時〜午後2時、午後2時〜午後6時、午後6時〜午後10時のうちで、ご都合の良い時間帯をお選びください。定期的あるいは複数回ホストを担当していただける方を優先いたします。 |
① | 展覧会会期中、アーティストに代わって、観客の方々が持ち込む衣類の繕いものをホスト役としてお手伝いいただきます。 |
② | 1日1,500円(交通費等含む)をお支払いします。 |
③ | 裁縫などの特別な技術や資格等は必要ありません。人と会話することが好きな方なら、どなたでも大丈夫です。日本語以外の言語ができる方、大歓迎です。 |
④ | 会期中、午前10時〜午後2時、午後2時〜午後6時、午後6時〜午後10時のうちで、ご都合の良い時間帯をお選びください。定期的あるいは複数回ホストを担当していただける方を優先いたします。 |
⑤ | お手伝いいただく時間や回数によって、展覧会カタログ、招待券等を差し上げます。 |
⑥ | 応募者多数の場合には、選考となる場合もありますので、予めご了承ください。 |
⑦ | 9月13日(土)、9月15日(月)の午後、作家本人による説明会を開催いたします。ホスト役に選ばれた方は、いずれかにご出席ください。 |
⑧ | お申し込みはこちら 締め切り:2014年6月30日(月) |