2011年11月1日に開催したメンバーズイベント「MAMCナイト」では、MAMC名誉会員として、開館当初から美術館への支援を続けてくださっている隈研吾氏(建築家)、米倉誠一郎氏(一橋大学イノベーション研究センター長・教授)の両名と一緒に「メタボリズム展」を鑑賞しました。
戦後の急速な発展の只中で、学び、活躍してきたお2人は、日頃から親交が深く、トークはまさに「あ・うん」の呼吸。絶妙なタイミングで米倉氏が発する問いに、メタボリスト達の仕事現場や素顔を知る隈氏がつぎつぎと貴重な逸話を披露していきました。中には、当時まだ若手建築家だった黒川紀章と、彼が師と仰いでいた丹下健三との間に起きた、言わば愛憎劇のような秘話も紹介され、他では絶対に聞けない興味深いエピソードが数多く飛び出しました。このお2人でなければ実現しなかった奥の深いトークに、メンバーはすっかり惹きつけられた1時間でした。
トークの後は、会場を六本木ヒルズクラブに移してドリンクタイム。お酒が入ってますますお喋りが滑らかになった隈氏と米倉氏を中心に、メンバーは大いに語り合い、楽しい夜は更けていきました。
隈研吾氏、米倉誠一郎氏の対談トークが始まります
隈氏と米倉氏の「あ・うん」の呼吸でトークが進行
メンバーの熱気に包まれる隈氏と米倉氏
トークに聞き入るメンバー達
トークの後は会場を六本木ヒルズクラブに移して懇親会
懇親会会場では、お酒が入ってますますお喋りが滑らかになった隈氏と米倉氏に、参加者が直接質問する姿も多く見られました
51階からの夜景と共に、種類豊富なドリンクとフィンガーフード類も楽しみました
メンバー同士のお喋りも大いに盛り上がりました
「メタボリズムの未来都市展」を心ゆくまで堪能して、最後はみんなで集合写真
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