展覧会

藤本壮介展

2025.7.2(水)~ 11.9(日)

藤本壮介(1971年、北海道生まれ)は東京とパリ、深圳に設計事務所を構え、個人住宅から大学、商業施設、ホテル、複合施設まで、世界各地でさまざまプロジェクトを展開しています。《武蔵野美術大学美術館・図書館》(2010年、東京)を手掛けた後、近年では集合住宅《ラルブル・ブラン(白い樹)》(2019年、フランス、モンペリエ)や音楽複合施設《ハンガリー音楽の家》(2021年、ブダペスト)など、高い評価を得たプロジェクトを次々と完成させ、現在は、「2025年大阪・関西万博」の会場デザインプロデューサーを担当するなど、いま、最も注目される日本の建築家の一人です。

本展は、藤本にとって初の大規模な回顧展となります。活動初期から世界各地で現在進行中のプロジェクトまで主要作品を多数紹介し、四半世紀にわたる建築家としての歩みや建築的特徴、思想を概観します。また、模型や設計図面、記録写真に加えて原寸大模型やインスタレーションなども展示に含まれ、藤本建築のエッセンスを視覚的にも空間的にも体験できる現代美術館ならではの建築展となる予定です。

藤本壮介《ハンガリー音楽の家》(外観) 2021年 ブダペスト
藤本壮介
《ハンガリー音楽の家》(外観)
2021年
ブダペスト
撮影:イワン・バーン
藤本壮介《ハンガリー音楽の家》(外観) 2021年 ブダペスト
藤本壮介
《ハンガリー音楽の家》(外観)
2021年
ブダペスト
撮影:イワン・バーン
藤本壮介《ハンガリー音楽の家》(内観) 2021年 ブダペスト
藤本壮介
《ハンガリー音楽の家》(内観)
2021年
ブダペスト
撮影:イワン・バーン
藤本壮介《ハンガリー音楽の家》(内観) 2021年 ブダペスト
藤本壮介
《ハンガリー音楽の家》(内観)
2021年
ブダペスト
撮影:イワン・バーン
藤本壮介《ラルブル・ブラン(白い樹)》2019年フランス、モンペリエ
藤本壮介
《ラルブル・ブラン(白い樹)》
2019年
フランス、モンペリエ
撮影:イワン・バーン
藤本壮介《ラルブル・ブラン(白い樹)》2019年フランス、モンペリエ
藤本壮介
《ラルブル・ブラン(白い樹)》
2019年
フランス、モンペリエ
撮影:イワン・バーン

藤本壮介 略歴
1971年北海道生まれ。東京大学工学部建築学科卒業後、2000年藤本壮介建築設計事務所を設立。2014年フランス・モンペリエ国際設計競技最優秀賞《ラルブル・ブラン(白い樹)》に続き、2015、2017、2018年にもヨーロッパ各国の国際設計競技にて最優秀賞を受賞。国内では、「2025年大阪・関西万博」の会場デザインプロデューサーに就任。2021年には岐阜県飛騨市の「Co-Innovation University(仮称)」キャンパスの設計者に選定される。主な作品に、《House N》(2008年、大分)、《武蔵野美術大学美術館・図書館》(2010年、東京)、《House NA》(2011年、東京)、《サーペンタイン・ギャラリー・パビリオン2013》(2013年、ロンドン)、《ラルブル・ブラン(白い樹)》(2019年、フランス、モンペリエ)、《白井屋ホテル》(2020年、群馬)、《石巻市複合文化施設》(2021年、宮城)、⦅ハンガリー音楽の家》(2021年、ブダペスト)等がある。

藤本壮介
撮影:デビッド・ヴィンティナー
開催概要
基本情報
  • シェアする
  • ツイートする
  • シェアする
  • ツイートする
  • LINEで送る