チームラボ《追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして衝突して咲いていく - Light in Space》
2016年
本作は宇宙の映像で覆われた空間の中を宇宙船に見立てたカラスが疾走し、観客は宇宙遊泳のような浮遊感を体験することができるインタラクティブなインスタレーションです。
このカラスとは日本神話に出てくる三本足の八咫烏(ヤタガラス)であり、神武天皇を大和の橿原(かしはら)まで案内したと言われる太陽の化身でもあります。カラスたちは観客すれすれに飛んで行きますが、時々ぶつかっては色とりどりの花――すなわち生命――を咲かせることで、地球上の生命の営みの根源である太陽のエネルギーを象徴しているのです。
チームラボ《追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして衝突して咲いていく - Light in Space》
2016年/インタラクティブ・デジタル・インスタレーション/4分20秒/サウンド:高橋英明
<関連リンク>
・宇宙と芸術展:かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ
会期:2016年7月30日(土)-2017年1月9日(月)
・MAMスクリーン004:宇宙から地球を観る
会期:2016年7月30日(土)-2017年1月9日(月)
・「宇宙の入り口」へようこそ!
~「宇宙と芸術展」作品紹介(1)チームラボ
~「宇宙と芸術展」作品紹介(2)《流星刀》
~「宇宙と芸術展」作品紹介(3)パトリシア・ピッチニーニ
~「宇宙と芸術展」作品紹介(4)うつろ舟
~「宇宙と芸術展」作品紹介(5)森 万里子
~「宇宙と芸術展」作品紹介(6)マンダラ
~「宇宙と芸術展」作品紹介(7)トム・サックス
~「宇宙と芸術展」作品紹介(8)セミコンダクター
~「宇宙と芸術展」作品紹介(9)ガリレオ・ガリレイ『星界の報告』
~「宇宙と芸術展」作品紹介(10)ビョーン・ダーレム
~「宇宙と芸術展」作品紹介(11)ジュール・ド・バランクール