8月15日(日)ミュージカル収録をYouTubeライブ配信!「Meet the Artists」山本高之「イクトゥス」ワークショップの成果をお披露目
2021.8.12(木)
2021年6⽉から約2カ⽉にわたってワークショップを開催してきた「アナザーエナジー展」関連プログラムの「Meet the Artists」山本高之「イクトゥス」。参加者の子どもたちは、⿂に詳しい先⽣の話をZoomで聞いたり、⾃ら歌詞づくりに参加して歌の練習をしたり、登場する⿂の⾐装を作成したり、たくさんの活動をおこないました。
そしていよいよ、準備してきた成果を不思議な⿂の世界のミュージカルとしてお披露目します。
当日、パフォーマンスの収録をしますが、その内容を特別にYouTubeにてライブ配信します。ぜひご覧ください。
「アナザーエナジー展」関連プログラム
「Meet the Artists」⼭本⾼之「イクトゥス」パフォーマンス収録公開
- 日時
- 2021年8⽉15⽇(⽇)15:00開始
- 配信
- THEATRE for ALL(シアターフォーオール)YouTube ライブ
※配信終了 - ⾔語
- ⽇本語
- ※パフォーマンスやワークショップの様子は、後日映像作品、ドキュメンタリーとして発表予定です。
⼭本⾼之「イクトゥス」ワークショップ概要
詳細:https://www.mori.art.museum/jp/learning/4742/
古代ギリシア・ローマ時代の「神話」や、『古事記』などの⽇本の古典⽂学では、私たち⼈間の「性」の描かれ⽅は多様であった⼀⽅で、⽣まれてきたときの「性」を死ぬまで⽣きることが当たり前とされる時代が⻑く続いてきました。私たちは、⽇常のさまざまな場⾯で、「⼥らしさ」や「男らしさ」という社会規範に沿って⽣きることが求められ、現在もなお、そのような従来の価値観が根強く残っています。
⼈間の世界とは異なり、⿂をはじめとした⽔中⽣物の世界では、成⻑する過程や環境にあわせて性別が変化したり、⽣き延びるために⾃ら変化させたり、⼈間とはまったく異なった性のあり⽅を⾒ることができます。同じ種類の⿂の群れのなかで体の⼤きさで性別を決めたり、1⽇に20回も性転換したりする⿂も存在します。
本プロジェクトでは、そのような魚の世界の「性」の多様なあり方を学び、アーティストの山本高之がミュージシャンや子どもたちと共に表現します。ワークショップ形式で歌や衣装、大道具などを制作し、最後にはミュージカルとして上演。その上演の様子を、映像作品として公開します。
ワークショップの様子
撮影:田山達之
- 主催
- 株式会社precog、森美術館
- 企画
- 田中みゆき(インディペンデント・キュレーター)、株式会社precog、森美術館ラーニング
- 企画協力
- 日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS
- 助成
- ⽇本財団、公益財団法⼈東京都歴史⽂化財団 アーツカウンシル東京
- 協力
- ゲーテ・インスティトゥート東京