「Meet the Artists」
山本高之「イクトゥス」
※申込受付は終了しました
「アナザーエナジー展」関連プログラム
日本語のみ
「イクトゥス」ドキュメンタリー映像が完成
本番までのワークショップの活動の様子を記録したドキュメンタリー映像が完成しました。
ドキュメンタリー映像:※配信終了
ドキュメンタリー映像英語字幕版:※配信終了
※バリアフリー⽇本語字幕版はTHEATRE for ALLにて配信します:※配信終了
ドキュメント映像監督:田中隼
ドキュメント映像プロデューサー/ビジュアルデザイン:濱祐斗
「イクトゥス」ミュージカル本番映像を公開!
2カ月間にわたった本プログラムでは、魚に詳しい先生の話をZoomで聞いたり、ミュージシャンとの歌詞づくりに参加したり、魚の衣装を作成したり、たくさんの活動をとおしてミュージカルを完成させました。最終日に子どもたちが発表したミュージカルを公開します。不思議な魚の世界を潜り込んだ子どもたちは、どんなことを感じたのでしょうか。参加者の豊かな表情をぜひご覧ください。
ミュージカル本番映像:※配信終了
※バリアフリー⽇本語字幕版、バリアフリー⽇本語字幕+⼿話版はTHEATRE for ALLにて配信:※配信終了
「Meet the Artists」山本高之「イクトゥス」トレイラー公開中
8月15日に開催したミュージカル本番の様子を映像作品として10月に公開予定です。
トレイラー:※配信終了
8月15日(日)にミュージカル収録をYouTubeライブ配信します!
お申し込みは不要です。どなたでもご視聴いただけます。
開始時間になりましたら、以下のリンクにアクセスしてご視聴ください。
- 日時:
- 2021年8⽉15⽇(⽇)15:00開始
- 配信:
- THEATRE for ALL(シアターフォーオール)YouTube ライブ
- ※配信終了
- ⾔語:
- ⽇本語
※本プロジェクトは新型コロナウイルス感染予防対策を徹底し、安心・安全な運営を努め実施いたしました。
古代ギリシア・ローマ時代の「神話」や、『古事記』などの日本の古典文学では、私たち人間の「性」の描かれ方は多様であった一方で、生まれてきたときの「性」を死ぬまで生きることが当たり前とされる時代が長く続いてきました。私たちは、日常のさまざまな場面で、「女らしさ」や「男らしさ」という社会規範に沿って生きることが求められ、現在もなお、そのような従来の価値観が根強く残っています。
人間の世界とは異なり、魚をはじめとした水中生物の世界では、成長する過程や環境にあわせて性別が変化したり、生き延びるために自ら変化させたり、人間とはまったく異なった性のあり方を見ることができます。同じ種類の魚の群れのなかで体の大きさで性別を決めたり、1日に20回も性転換したりする魚も存在します。
本プロジェクトでは、そのような魚の世界の「性」の多様なあり方を学び、アーティストの山本高之がミュージシャンや子どもたちと共に表現します。ワークショップ形式で歌や衣装、大道具などを制作し、最後にはミュージカルとして上演。その上演の様子を、映像作品として公開します。
ワークショップ活動内容
魚の研究者から魚の性についての話を聞き、それをもとにミュージシャンが歌をつくります。完成した歌にあわせて、アーティストと子どもたちが衣装や大道具などをつくり、歌ったり演じたりします。
- 出演
- 山本高之(アーティスト)
あっこゴリラ(ラッパー)
額田大志(作曲家、演出家)
テニスコーツ(ミュージシャン)
神田真司(東京大学大気海洋研究所 海洋生命科学部門 准教授)
飯田敦夫(名古屋大学大学院生命農学研究科 助教) - 日時
-
- 第1回 6月5日(土)14:00~17:00
- ※途中休憩有
活動内容:参加者、ミュージシャンとの顔合わせ。その後、魚の先生の話をみんなで聞き、ミュージカル本番の歌詞を考えます。
会場:森美術館オーディトリアムまたはZoomによるオンライン型式で実施 - 第2回 7月10日(土)10:00~12:30
- 活動内容: ミュージシャンが作曲した曲にあわせて歌詞を完成させます。
会場:森美術館オーディトリアムまたはZoomによるオンライン型式で実施 - 第3回 7月17日(土)10:00~15:00
- ※昼食休憩有
活動内容:ミュージカル本番のためのお面をつくり、衣装について考えます。
会場:森美術館オーディトリアム(予定) - 第4回 7月24日(土)10:00~15:00
- ※昼食休憩有
活動内容:ミュージカル本番のための大道具・小道具をつくります。
会場:森美術館オーディトリアム(予定) - 第5回 7月31日(土)10:00~15:00
- ※昼食休憩有
活動内容:歌の練習、ミュージカル全体の動きを確認します。
会場:森美術館オーディトリアム(予定) - 第6回 8月7日(土)10:00~15:00
- ※昼食休憩有
活動内容:歌の練習、舞台での動きを最終確認します。
会場:森美術館オーディトリアム - 第7回 8月14日(土)14:00〜17:00(予定)
- 活動内容:リハーサル・ゲネプロ
会場:ゲーテ・インスティトゥート東京 - 第8回 8月15日(日)15:00開始
- ※昼食休憩有
活動内容:ミュージカル本番
会場:ゲーテ・インスティトゥート東京
- 対象
- 6歳~10歳
- 申込期間
- 2021年5月11日(火)~5月27日(木)24:00
- 抽選結果
- 抽選結果は5月28日(金)までに、メールにてご連絡します。
・保護者同伴でご参加ください。
・本プログラムではWEB会議システム「Zoom」を使用します。事前に「Zoom」をインストールしたパソコンまたはタブレットをご用意のうえ、ご参加をお願いいたします。
・視聴用リンクは、ご自身専用のものとなりますので、第三者への共有はご遠慮ください。
・接続のテストは、下記Zoom社のサイトで確認できます。事前に音が聞こえるか等ご確認をお願いいたします。
https://zoom.us/test
・「Zoom」の利用方法はこちらをご覧ください。
お願い
・参加される方の反応がわかるとプログラムを進行しやすくなりますので、できる限りカメラをオンの設定でご参加をお願いします。
・プライバシー保護のため、「Zoom」の表示名は本名やフルネームではなく、お名前のみ、もしくはあだ名などへご変更ください。プログラム参加中も表示名を変更可能です。
・セッション中に許可があった場合を除いて、参加されている方の録音、録画、撮影などセッション内容を記録することはご遠慮ください。
・迷惑行為が発覚した場合にはご退席いただく可能性がございます。
・プログラム中の映像・静止画を記録し、森ビル株式会社、森美術館、株式会社precogが運営する公式サイト、SNS、その他広報媒体等に掲載する可能性がございます。
・なお、記録は本プログラム出演者であるアーティストの山本高之氏による作品に起用される場合があります。
「Meet the Artists」とは
森美術館は開館以来、未就学児から小中学生を対象にした展覧会鑑賞を目的とした学校プログラムやアーティストと協働したワークショップなどをさまざまな世代の方を対象に継続して実施してきました。 5月からはオンライン・プログラム「MAMデジタル」のなかで「ラーニングONLINE」を開始しましたが、本プログラムはそのなかの新シリーズとして、長期的なプログラムを展開いたします。「Meet the Artists」では、毎回、アーティストやキュレーターとオンラインで出会い、自分たちの言葉で直接語り合うことができます。美術館空間でのアート作品とのリアルな体験と並行し、オンラインで出会えるアート体験を充実させていきます。現実の空間で充分に体感できない分、一緒に想像力で世界を広げていきましょう。
山本高之
1974年愛知県生まれ。子どもの会話や遊びに潜在する創造的な感性を通じて、普段は意識することのない制度や慣習の特殊性や個人と社会の関係性を描き出してきた。近年は地域コミュニティと協働して実施するプロジェクトや、一般を対象としたオルタナティヴなアートスクール・プログラムにも取り組んでいる。山本は愛知教育大学大学院を修了後に渡英し、ロンドン大学チェルシー・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインを修了。これまでに第6回シャルジャ・ビエンナーレ(2003)、「笑い展:現代アートに見る『おかしみ』の事情」(森美術館、2007)、あいちトリエンナーレ2010、「アジアの亡霊」(アジア美術館、サンフランシスコ、2012年)、「ゴー・ビトゥイーンズ展:こどもを通して見る世界」(森美術館ほか、2014-2015)、第3回コチ=ムジリス・ビエンナーレ(2016)などに参加。2017年にはアートラボあいちにて個展「山本高之 Children of men」を開催。「山本高之とアーツ前橋のビヨンド20XX展 未来を考えるための教室」(アーツ前橋、2019)。森美術館ラーニングでは、「笑い展」(2007)関連プログラムとしてワークショップ「スプーン曲げを教える」、「イ・ブル展」(2012)での関連企画ワークショップ「チルドレン・プライド4.28 in 六本木ヒルズ」、「ゴー・ビトゥイーンズ展」(2014)展示作品のためのワークショップ「どんな地獄へ行くのかな」などを実施している。
あっこゴリラ
ドラマーとしてメジャーデビューを果たし、バンド解散後ラッパーとしてゼロから下積みを重ねる。2017年には、日本初のフィメール(女性)のみのMCバトル「CINDERELLA MCBATTLE」で優勝。2018年12月、1stフルアルバム「GRRRLISM」をリリース。2019年よりJ-WAVE「SONAR MUSIC」でメインナビゲーターを務め、また立教大学でのジェンダー講義や、アフリカ大陸マラウイで村人を巻き込んだストリートライヴなど、性別・国籍・年齢・業界の壁を超えた唯一無二の表現活動を行う。2020年より独立し、mixtape「NINGEN GOKAKU」を発表。ちなみにゴリラの由来はノリ。
額田大志
1992年東京都出身。作曲家、演出家。8人組バンド「東京塩麹」、カンパニー「ヌトミック」を主宰。東京塩麹では、バンド編成による緻密に譜面化された音楽の創作。ヌトミックでは「上演とは何か」という問いをベースに、音楽のバックグラウンドを用いた脚本と演出で舞台作品を創作している。どちらも、日常の中で見過ごされている音や言葉をパフォーマンスに落とし込むことを大切にしている。個人の活動として、Q/市原佐都子「バッコスの信女―ホルスタインの雌」などの舞台音楽、JR東海「そうだ 京都、行こう。」などの広告音楽も数多く手掛ける。最近は、目的のないイベントを開催することに精を出しはじめている。
テニスコーツ
さや(歌、鍵盤)と植野隆司(ギター)の二人で、日本を拠点とし、海外でも活動を行う。シンプルなアコースティックでの演奏を軸に、人や場所との出会いを反映した多様なポップソングへと昇華。1995年、レーベルmajikickを発足し、以後多くのミュージシャンのアルバムをリリース。2020年、インディミュージックのストリーミングサイトminna kikeruを立ち上げ、運営にあたる。
田中 隼
日本、東京在住。初の長編作品、BAMY(2017)が新宿シネマカリテで劇場公開。第35回トリノ映画祭(イタリア)のメインコンペティション部門選出を皮切りに、北欧最大のジャンル系映画祭「Night Visons」、世界最大の日本映画祭「ニッポンコネクション」などで上映、その後、東南アジア14カ国でテレビ放送される。開発中の長編映画2作目、DOPPELGANGER STORYがイタリアで行われた国際共同製作マーケット"Apulia Film Forum 2019"に正式招待。第21回東京フィルメックスNew Director Awardのファイナリストにも選出される。現在、同プロジェクトは日伊国際共同製作として準備が進められている。
濱 祐斗
1987年徳島県生まれ。グラフィックデザイナー・プロデューサー。私の仕事は、映画、音楽、舞台芸術などの独立した表現に比べ、それ自体には価値がないかもしれません。しかし、他者の作品との協働によって、流れる時間の中で記憶を思い起こさせたり、過ぎゆく瞬間の隙間に新しいニュアンスを挟みこんだりすることができると感じています。その時、私たちは改めて「今この世界に生きている」と気づき、同時に「知らない世界に触れた」と思うかもしれません。私は一見矛盾した、その瞬間を愛しく思います。そこには生活と芸術の両方が存在します。特別なことではないかもしれませんが、それが私の大切にしていることです。
- 主催
- 株式会社precog、森美術館
- 企画
- 田中みゆき(インディペンデント・キュレーター)、株式会社precog、森美術館ラーニング
- 企画協力
- 日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS
- 助成
- ⽇本財団、公益財団法⼈東京都歴史⽂化財団 アーツカウンシル東京
- 協力
- ゲーテ・インスティトゥート東京
お申し込みについて
- 出演者は予告なく変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
- お申し込み後は、当館より受付完了のメールをお送りいたします。メールが届かない場合は、お申し込みが登録されていない場合がありますので、お問い合わせください。
- 1組のお申し込みにつき、1個のメールアドレスが必要です。
個人情報の扱いに関して
- 当ウェブサイトで取得いたしますお客様の個人情報は、当社のプライバシーポリシーにもとづき利用させていただきます。
- お申し込みページではSSL暗号化通信によりお客様の情報を保護しております。
- お申し込みの方には、森美術館の最新情報を紹介する「森美術館メールマガジン」を送信させていただきます。