クイック解説!「未来と芸術展」#2
2020.1.14(火)
バイオ技術でゴッホの左耳を再現!
バイオ技術を使いアートの領域を拡張する実験室のようなアトリエが展示室内に登場。ゴッホが自分で切り落としたとされる左耳の再現を試みる作品などを展示します。
ディムート・シュトレーベ
《シュガーベイブ》
2014年-
展示風景:「未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命――人は明日どう生きるのか」森美術館(東京)、2019-2020年
撮影:木奥惠三
(左)バイオ・アトリエ
(右)森村泰昌
《肖像(ヴァン・ゴッホ)》
1985年
Cプリント
120×100 cm
所蔵:高松市美術館
人類は不老不死を手に入れる?
ロボット工学とバイオ技術の進歩は、再生医療の発展につながりますが、人間は身体をどこまで変容させてよいのでしょうか。身体の可能性と倫理上の問題について考察します。
アギ・ヘインズ
《体温調整皮膚形成手術》(「変容」シリーズより)
2013年
『火の鳥』が予言する未来
手塚治虫『火の鳥』で描かれた未来は、衣食住や人の生死を電子頭脳が支配し、人とロボットが恋をする世界でした。原画を展示し、この名作に込められた未来への警鐘に焦点を当てます。
手塚治虫
《火の鳥 未来編》
1967-1968年
©手塚プロダクション
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