2月22日は「猫の日」!1,300匹超の猫が森美術館に大集結!
2019.2.19(火)
森美術館で開催中の「六本木クロッシング2019展:つないでみる」では、実はたくさんの猫に出会うことができます。
2月22日の「猫の日」にあわせて、本展でお楽しみいただける猫に関連する作品、グッズを紹介します。
高さ5.5m!全体像をカメラに収めることが出来ない!?キュートなピンクの猫
本展の入り口から顔を覗かせるのは、飯川雄大の《デコレータークラブ―ピンクの猫の小林さん―》。デコレータークラブとは、周辺にある様々なものを体中に貼りつけて擬態する蟹のことで、本来の姿はなかなか見られないといいます。そのタイトル通り、本作は撮影しようとしても、どうやっても全体像を写真に収めることができないようになっています。情報過多の社会において、真実や全体を俯瞰することの難しさや、写真で本当の状況や感動を伝える不可能さを提示する作品です。
1,300匹超の猫が競技場に大集結!《猫オリンピック》
竹川宣彰《猫オリンピック》は、1,300匹を超える猫が集結する競技場を中心に、様々な競技のポスターや色とりどりの猫が主張を訴えている猫型プラカードなどで構成されたインスタレーションです。東京オリンピックを念頭に置いた本作は、竹川が展覧会の準備で多忙を極めている時期に、愛猫トラジロウを交通事故で失くしたことをきっかけに作られました。2020年の東京オリンピックに沸く現在の日本と、その背景にある政治問題への作家の批評性が込められた作品です。
「ピンクの猫の小林さん」グッズも販売中!
ミュージアムショップでは、本展に合わせて飯川雄大《デコレータークラブ―ピンクの猫の小林さん―》のグッズを販売中!展覧会の記念にぜひお求めください。
※金額は消費税込
※このほか、ブローチ、缶バッジ、作家のサイン入りトートバックなどもあります。
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