MAMアートコース10
第11回「アラフォーおひとりさまの生きる道」
日英同時通訳付、手話同時通訳付
アラフォー世代はポスト均等法世代、人口学的には日本における晩婚化、非婚化、少子化の先駆けで、30代後半の女性のシングル率は約15%、大都市圏では3割台にものぼります。女性のシングルライフは、もはやライフステージ上の結婚までの待機の時間ではなく、完全にライフスタイルの選択肢のひとつとなりました。本講演では、アラフォーシングルのこれまでとこれから、その背景と問題点、そして展望を、社会学的に分析し考察します。
- 日時
- 2010年6月1日(火)19:00~21:00
- 出演
- 上野千鶴子(東京大学大学院人文社会系研究科教授、社会学者)
- 主催
- 森美術館、アカデミーヒルズ
- 協賛
- UBSグループ
- 上野千鶴子 プロフィール
- 1948年生まれ、京都大学大学院社会学博士課程修了。様々な大学機関で研究及び教鞭を取った後、1995年から現職。専門は女性学、ジェンダー研究。この分野のパイオニアで指導的な理論家のひとり。近年は高齢者の介護問題に関わっている。1994年『近代家族の成立と終焉』でサントリー学芸賞を受賞、ほか著書多数。『おひとりさまの老後』『男おひとりさま道』はベストセラーに。新刊に『ひとりの午後に』。
- アートが社会にできること。これからのアートを学びます。
MAMアートコース 2008-2011 - USBとのパートナーシップにより、2008年から3年間にわたるレクチャーシリーズ「MAM(マム)アートコース」を開催。「A:Art(Art)、B:Business(ビジネス)、C:Culture(カルチャー)」の3つのテーマを掲げ、私たちの幅広い関心やニーズにクロスオーバーさせながらアートと社会の関係性を紐解いていきます。