MAMアートコース09
第5回「アートバーゼルのこれまでの軌跡と今後の展望」
日英同時通訳付、手話同時通訳付
近年の国際的な現代アート市場は、ロシア、中国、中南米諸国やインドなどの新興国も含め急速に拡大してきました。このような中、アートフェアは市場としてもアート関係者の出会いの場としても重要な役割を果たしてきました。40年の歴史を誇るスイスのアートバーゼルは世界で一流のアートフェアと位置づけられ、2002年にはアメリカで最も重要なフェアとなったアートバーゼルマイアミビーチを開始するなどその動向を牽引してきました。本講演では、マーク・スピーグラー氏がアートバーゼルの歴史と今後の展望について、欧米発の金融危機がグローバルな影響を見せる中で進化し続けるアートフェアの役割について語ります。
- 日時
- 2009年1月16日(金)19:30~21:00
- 出演
- マーク・スピーグラー(アートバーゼル、アートバーゼルマイアミビーチ コ・ディレクター)
- 主催
- 森美術館、アカデミーヒルズ
- 協賛
- UBSグループ
- マーク・スピーグラー プロフィール
- 1968年生まれ。フランスとアメリカの二重国籍を持つ。2007年のアートバーゼル、アートバーゼルマイアミビーチにアネット・ショーンホルツァーとコ・ディレクターに就任するまでは『ニューヨークマガジン』や『アートニュース』、『モノポール』、『アートニュースペーパー』のジャーナリスト、コラムニストとして活躍してきた。
- アートが社会にできること。これからのアートを学びます。
MAMアートコース 2008-2011 - USBとのパートナーシップにより、2008年から3年間にわたるレクチャーシリーズ「MAM(マム)アートコース」を開催。「A:Art(Art)、B:Business(ビジネス)、C:Culture(カルチャー)」の3つのテーマを掲げ、私たちの幅広い関心やニーズにクロスオーバーさせながらアートと社会の関係性を紐解いていきます。