MAMアートコース08
第4回「21世紀の国際社会とこれからの日本」
日英同時通訳付、手話同時通訳付
グローバル化の進んだ21世紀では、私たちを取り囲む政治、経済、文化なども常に国際的な緊張関係のうえに成立しています。その社会的な文脈は現代アートの表現にも多様なレベルで反映され、作品を読み解く鍵ともなります。本講演では、世界あるいはアジアにおける日本の立ち位置について、政治学者の姜尚中氏の視点を通して考えます。
- 日時
- 2008年11月2日(日)19:00~21:00
- 出演
- 姜 尚中(政治学者、東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授)
- 主催
- 森美術館、アカデミーヒルズ
- 協賛
- UBSグループ
- 姜 尚中 プロフィール
- 1950年熊本市に生まれる。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。旧西ドイツ、エアランゲン大学に留学の後、国際基督教大学准教授・上級准教授などを経て現職。専攻は政治学、政治思想史。テレビ・新聞・雑誌などで幅広く活躍。主な著書に『ナショナリズムの克服』(2002)、『マックス・ウェーバーと近代』(2003)、『在日』(2004)、『ニッポン・サバイバル』(2007)、『悩む力』(2008)など多数。
- アートが社会にできること。これからのアートを学びます。
MAMアートコース 2008-2011 - 2008年から3年間にわたるレクチャーシリーズ「MAM(マム)アートコース」では、「A:Art(Art)、B:Business(ビジネス)、C:Culture(カルチャー)」の3つのテーマを掲げ、私たちの幅広い関心やニーズにクロスオーバーさせながらアートと社会の関係性を紐解いていきます。USBとのパートナーシップにより「MAMアートコース」、ご好評いただきました第1・2回の講座に続き、秋以降のレクチャーでも皆様のご参加をお待ちしております。