MAMアートコース08
第3回「グローバル化する社会とアートの新しい関係」
日英同時通訳付、手話同時通訳付
1990年代以降のグローバル化や情報技術の発達により、アーティストや作品と観客の関係、展覧会や美術館などアートの実践の場も、より開かれた概念で捉えられるようになりました。本講演では、「関係性の美学(Relational Aesthetics)」という概念で広く知られるニコラ・ブリオー氏が、自身の実践を通して既存の制度やアートの概念などに向けた批評的な視点を語ります。
- 日時
- 2008年9月24日(水)19:00~21:00
- 出演
- ニコラ・ブリオー(キュレーター、美術評論家)
- 主催
- 森美術館、アカデミーヒルズ
- 協賛
- UBSグループ
- ニコラ・ブリオー プロフィール
- 1965年、フランス生まれ。パレ・ド・トーキョー(パリ)創設者の一人であり、1999年から2006年までコ・ディレクター。現在はテート・ブリテン(ロンドン)のグルベンキアン・キュレーター・オブ・コンテンポラリーアートとして2009年2月に開催される第4回テート・トリエンナーレを企画中。著書に、『関係性の美学(Relational Aesthetics)』(1998)、『ポストプロダクション』(2001)など。
- アートが社会にできること。これからのアートを学びます。
MAMアートコース 2008-2011 - 2008年から3年間にわたるレクチャーシリーズ「MAM(マム)アートコース」では、「A:Art(Art)、B:Business(ビジネス)、C:Culture(カルチャー)」の3つのテーマを掲げ、私たちの幅広い関心やニーズにクロスオーバーさせながらアートと社会の関係性を紐解いていきます。USBとのパートナーシップにより「MAMアートコース」、ご好評いただきました第1・2回の講座に続き、秋以降のレクチャーでも皆様のご参加をお待ちしております。