青山 悟
《Glitter Pieces #1》
2008年
ポリエステルにメタリック糸と黒糸で刺繍
Courtesy: Mizuma Art Gallery, Tokyo
Photo: Miyajima Kei
HITOZUKI (Kami + Sasu)
《P.I.B》
2007年
レイテックス塗料およびスプレー塗装の壁画
横浜
メンバー限定イベント「六本木クロッシング2010展」MAMCナイト
「スペシャル・アーティストトーク」に青山 悟、加藤 翼、HITOTZUKI が登場!
毎展覧会恒例のメンバー限定イベント「MAMCナイト」を「六本木クロッシング2010展:芸術は可能か?」では、下記の要領にて開催いたします。
今回は、担当キュレーターによるギャラリートークに続き、特別ゲストとして出展アーティスト3組をお迎えして「スペシャル・アーティストトーク」を行います。メンバーは、それぞれの展示作品の前でアーティストに質問をしたり、感想を伝えたり、自由にコミュニケーションをはかっていただけます。ギャラリートークの間に心にふと浮かんだことを、そのままアーティストと語り合える、またとないチャンス!アーティストとの交流を通して、作品の新たな一面が見えてくることでしょう。メンバーだから体験できる一番贅沢な「アーティストトーク」を、存分にお楽しみください。
《開催要項》
日 時: |
2010年4月20日(火)19:00〜22:00(受付開始:18:45) ※最終入館21:30 |
同伴可能人数: |
べネファクターメンバーは2名まで同伴入場可。 フェローメンバーは1名まで同伴入場可。 フレンドメンバーはご本人のみ入場可。
※メンバーとご同伴者は必ず一緒に受付へお越しください。 |
参加費: |
MAMC個人メンバー&同伴者 ともに無料 |
《スケジュール》
★ギャラリートーク★ ※日英同時通訳
案内役: |
近藤健一(森美術館アソシエイト・キュレーター) |
※スタート5分前に、ギャラリー入口にお集まりください。 |
★スペシャル・アーティストトーク★
※英語の通訳が必要な方は美術館スタッフがアテンドしますので、お気軽にお申し付けください。
スペシャルゲスト: |
青山 悟、加藤 翼、HITOTZUKI(Kami+Sasu) *50音順 敬称略 |
《プロフィール》
青山 悟 1973年東京都生まれ/東京都在住
青山の緻密な刺繍は、工業用ミシンと膨大な反復作業によって生み出されます。
本展出品作のシリーズ〈GlitterPieces〉(2008年―)は、印刷メディアから切り抜いたイメージをメタリック糸と黒糸だけで刺繍するものです。
アーツ・アンド・クラフツ運動の創始者ウィリアム・モリスの思想を参照し、産業革命時代の労働のシンボルであったミシンを使って現代の環境やテクノロジーを表現する青山の作品は、資本主義に支配された私たちの労働と社会のあり方に問いを投げかけています。
加藤 翼 1984年埼玉県生まれ/埼玉県在住
加藤は「引き倒し」と呼ばれるプロジェクトを一貫して行っています。
これは屋外に設置された巨大な木製の構造物を、ロープを使い大勢で引っ張り、引き起こし、倒すものです。その目的は、他者との協働作業により、彼らとこの瞬間の衝撃を共有し、コミュニケーションを持つことです。人間関係や地域・社会への繋がりが希薄になっていると危惧される現代における、真のコミュニケーションについて問いかけます。本展では、過去の「引き倒し」に使用された、作家の自宅やアパートの1/2.5 モデルの構造体を展示します。
HITOTZUKI 1999年共同制作開始/東京を拠点に活動中
壁画制作を中心に、日本におけるストリート・アートの可能性を拡張するKamiとSasuによるユニット。「日と月」というユニット名には、男と女、陰と陽、+(プラス)と−(マイナス)など、相反する二つの要素が融合し、一つの調和した世界を創り出すという意味が込められています。本作は壁面へのペインティングにストリート・カルチャーの一部であるスケートボードのセクションを取り・・黶A理想の空間を青色で表現した作品です。会期中にはスケーターでもあるKamiと交流のあるスケートボーダーによるライヴ・セッションも実施され、万人の頭上に存在する「天空」の意である《The Firmament》というタイトルのもと、自由な想像を創造する場として芸術への可能性を提案します。
【MAMCメンバーイベントのリポート掲載について】
MAMCでは、より多くの皆様にメンバーイベントの様子を知っていただくために、後日ウェブサイトにリポート掲載をしております。会場内で撮影した風景画像も掲載させていただきますが、中には参加者の様子が写っているものが含まれる可能性がございます。イベントご参加の際には、この点について予めご了承いただきますようお願い申し上げます。
なお、掲載された画像についてご本人より削除の希望があった場合には、すみやかに対応させていただきます。
|
|
|