森美術館は、2003年10月18日に文化都心六本木ヒルズ(東京都港区)の象徴として、六本木ヒルズ森タワーの53 階に開館、「現代性」と「国際性」を理念に、アジアを中心に世界の諸地域の先端的なアートを率先して紹介、開館以来32 本の展覧会を開催しました。
森美術館は、8月28日(日)に閉幕した「フレンチ・ウィンドウ展」会期中の5月28日に、入館者数1,000万人を達成することができました。
当館は、2013 年に開館10 周年を迎えます。今後は、2011 年9 月17 日(土)より「メタボリズムの未来都市展」を、2012年2月4日(土)より「イ・ブル展:私からあなたへ、私たちだけに」を開催する予定です。
これからも森美術館をどうぞよろしくお願いいたします。
■入館者数1,000万人達成に寄せて 森美術館館長 南條史生■
当館は、美術の中でも特に集客が難しいと言われている現代美術を中心に、世界の最先端のアート、建築、デザインなどを紹介して参りました。開館以来多くの方にご愛顧、またご支援いただき、今回1,000 万人目のお客様をお迎えできたことは、この上ない喜びです。
日本は未曾有の事態に直面しています。だからこそ、より多くの方に、生活の中で現代社会を映す鏡である現代美術を楽しんでいただき、さらにはそこから新しい着想やヒントを得て、より豊かな未来を築く糧としていただきたいと思います。