本年3月11日の東日本大地震発生後、日本は未曽有の困難に直面しましたが、その困難は徐々に被災地の復興と、日本社会全体の再構築の方向を模索する段階に入りつつあります。
そこで森美術館は、アート、建築、デザイン等の関係者、あるいは行政や復興に携わる方々によって、創造的な復興のビジョンや創造産業によるこれからの日本再構築について、リレートーク形式で提案していただくことにいたしました。
すでに森美術館は、震災直後にアーティストやアクティビスト、IT関係者が一堂に会して議論した「ART for LIFE: 東北太平洋沖地震被災者支援プログラム」]や、世界的に活躍するアーティストたちの協力を得て実現した「東日本大震災チャリティ・セール」、また「フレンチ・ウィンドウ展」に出展しているアーティストなどによるチャリティオークションの売上の日本の文化財レスキュー事業への寄付の橋渡しや、その寄付金の文化庁長官への贈呈式などを行い、今、アートを通して私たちにできることについて考えてきました。今回のトークセッションはその第4番目のこころみとなります。
尚、入場料収入、および会場に設置する募金箱収入は全額義援金として寄付いたします。
森美術館は、今後も文化・芸術を通して、復興のための活動を続けて参ります。
日時:2011年7月23日[土] 13:00-17:00 (開場12:30)
会場:アカデミーヒルズ49 タワーホール(六本木ヒルズ森タワー49階)
出演者:
竹中平蔵(アカデミーヒルズ理事長、慶應義塾大学教授)
原 研哉(デザイナー)
中島正弘(国土交通省国土政策局長)
中村政人(アーティスト)
渡辺哲也(経済産業省クリエイティブ産業課長)
清水敏男+村上タカシ+藤原 純[アート・アンド・パブリック協会(AAPA)]
近藤誠一(文化庁長官)
坪井ゆづる(朝日新聞論説副主幹、ニッポン前へ委員会事務局長)
多田欣一(岩手県住田町町長)
伊東豊雄+隈 研吾+内藤 廣+山本理顕+妹島和世[帰心の会]
鈴木 寛(文部科学省副大臣)
(登壇順、現時点予定)
司会: 南條史生(森美術館館長)
主催: 森美術館、アカデミーヒルズ
定員: 500名(予定、要事前予約)
料金: 2,000円(税込)
・日英同時通訳付
・UStreamによるライヴ中継を実施予定
森美術館Ustreamチャンネル(日本語)
森美術館Ustreamチャンネル(英語)
・Twitterハッシュタグ: #DesigningJapan
・尚、都合により出演者およびプレゼンテーション内容が予告なく変更になる場合がございます。予めご了承下さい。
*参加申込:終了しました
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