「MAMデジタル・プレミアム」スタート!
李禹煥、奈良美智のトーク、キュレーターによるギャラリートークを有料配信
2020.10.21(水)
森美術館は今年5月に、デジタルメディアを通して展開するオンライン・プログラム「MAMデジタル」を開設しましたが、このたび、新たな取り組みとして、有料プログラム「MAMデジタル・プレミアム」を開始いたしました。
「MAMデジタル・プレミアム」は、これまで無料で公開していたプログラムでは実現できなかった長尺のコンテンツを、4Kにも対応した高画質で配信します。制作に際しては、アーティストや映像作家に監修を依頼。クオリティの高い、より見応えのある映像コンテンツを提供します。
現在開催中の「STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ」の出展アーティストである、李禹煥(リ・ウファン)と奈良美智によるアーティストトークや、キュレーターによるギャラリートークを皮切りに、今後も順次公開していく予定です。アーティストが語る作品やその人生、スタジオでの制作風景、キュレーターによる詳細な解説など、展覧会や現代アートに関するさまざまなストーリーを、お好きな時間にお好きな場所でお楽しみいただけます。
ラインアップ
■李禹煥(リ・ウファン) アーティストトーク MY WORK
2020年夏、李禹煥の自宅兼スタジオで撮影されたインタビュー。世界中の美術館や国際展での展示や執筆活動を行ってきた李禹煥が、韓国時代の幼少期に受けた教育の記憶、親戚に薬を届けるために来日した1950年代後半から現在に至るまで、自身のこれまでの半世紀を振り返りながら語ります。
出演:李禹煥
配信時間:41分
映像監修:藤井 光
料金:500円/72時間レンタル
■奈良美智 アーティストトーク MY WORK
2020年4月にアート系出版社PHAIDONから出版された『Yoshitomo Nara 奈良美智 作品集』を参照しながら、奈良美智本人がこれまでの自らの歩みを振り返ります。故郷・青森県弘前市での幼少期の思い出や、音楽少年だった思春期に美術大学を目指した経緯、ドイツ留学後から現在まで世界的なアーティストとして活動してきた奈良美智のすべてを語ります。
出演:奈良美智
配信時間:1時間49分
映像監修:藤井 光
料金:500円/72時間レンタル
■「STARS展」ギャラリートーク
「STARS展」担当キュレーターが展覧会を詳しくご紹介!現代美術のスターたちの軌跡と展示作品について、資料を交えながらたっぷりと解説します。本映像で、キュレーターたちと一緒に展覧会を存分にお楽しみください。
出演:
片岡真実(森美術館館長)
近藤健一(森美術館シニア・キュレーター)
椿 玲子(森美術館キュレーター)
德山拓一(森美術館アソシエイト・キュレーター)
矢作 学(森美術館アシスタント・キュレーター)
配信時間:2時間3分
映像監修:渡辺真太郎
料金:1,000円/72時間レンタル
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