「建築の日本展」学生が挑む「待庵」が間もなく完成!
2018.4.19(木)
いよいよ来週4月25日(水)に開幕する「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」。
本展では展示のみどころの一つとして、豊臣秀吉の命により千利休が作ったとされる、現存する最古の茶室建築である国宝《待庵》(京都府・妙喜庵)をものつくり大学(埼玉県行田市)の協力のもと、原寸スケールで再現します。
本プロジェクトにあたり、ものつくり大学では40名以上もの学生が、教員および本職の左官職人や大工を含む非常勤講師の指導の下、実測図や文献を紐解きながら、再現に挑んでいます。釘一本から手作りし、土壁や小舞、掛込天井など忠実に再現すべく、学生たちが奮闘した作業工程も、いよいよ大詰めをむかえています!
現在は茶室の出入り口であるにじり口上部の土間庇の取り付け、室内、外壁の土壁の左官等、最終工程に入り完成を待つばかりです。本展示では実際に茶室内に入って、その世界を体験していただけます。ご期待ください。
撮影:御厨慎一郎
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