MAMCメンバーで「ヨコハマトリエンナーレ2017」&「日産アートアワード2017」を鑑賞しました!
2018.1.26(金)
2017年11月5日秋晴れの日曜日、 森美術館メンバーシップ・プログラムMAMCイベントとして、「ヨコハマトリエンナーレ2017」&「日産アートアワード2017」MAMC鑑賞会を開催しました。
この日は、「ヨコハマトリエンナーレ2017」の最終日!2週間振りに晴れた週末ということもあり、たくさんの人が横浜美術館を訪れていました。
MAMCイベントでは、「ヨコハマトリエンナーレ2017」のコ・ディレクターのひとりでもある、横浜美術館柏木智雄副館長より鑑賞前レクチャーを特別に行っていただきました。
今回で6回目となる「ヨコハマトリエンナーレ2017」のタイトルは、「島と星座とガラパゴス」。「接続」と「孤立」をキーワードに、相反する価値観が複雑に絡み合う世界のいまを、様々な作品やイベントを通して考える芸術祭です。
横浜美術館での鑑賞後は、「ロティスリー・ティーズ・レイ」にてフランス料理に舌鼓。ここは、横浜美術館隣接の「ブラッスリー・ティーズ・ミュゼ」の姉妹店です。(前回2014年のイベントの際にお世話になりました。)
「ヨコハマトリエンナーレ2017」の会場は、横浜美術館だけではありません。昼食会の後は、貸切バスにて「横浜市開港記念会館」と「横浜赤レンガ倉庫1号館」に向かいます。
横浜赤レンガ1号館では、映像作品が多いため、たっぷりと時間をとりましたが、会場の外では他のイベントも開催されており、メンバーの皆さんは思い思いの時間を過ごしていたようです。
ここで「ヨコハマトリエンナーレ2017」鑑賞会が終了です。しかし、今回のイベントはまだまだ続きます。次は、「日産アートアワード2017」鑑賞会です。会場のBankART Studio NYKに移動後、このアワードの審査委員長でもある当館の南條史生館長解説のもと、5人のファイナリストの作品を鑑賞しました。
「日産アートアワード」は、日本のアーティストの国際的な活躍を後押しすることを第一の目的に掲げ、隔年で開催されるアワードです。前回の「日産アートアワード2015」のファイナリスト岩崎貴宏さんは、今年の「ヴェネチア・ビエンナーレ」日本館の代表作家になるなど、このアワードに選ばれたアーティストは、その後の活躍がめざましいことでも知られています。
過去2回の開催(2013年、2015年)で選ばれたファイナリストの作品の一部は、日産アートコレクションに寄贈され、日産自動車グローバル本社に展示されているそうです。
この鑑賞会にあわせ、今回特別に日産自動車グローバル本社の中に展示されている作品も見せていただけることに。
静寂に包まれた雰囲気の中でエントランスやオフィスフロアに展示された作品を堪能する事ができました。
9:45に集合してから解散したのは18:30。9時間近くにわたり、たっぷりと芸術に触れる1日となりました。
MAMC個人メンバーのイベントは、2017年はこれが最後でした。次回は「レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル」にて、MAMCナイト&アニュアルカクテルパーティーを開催予定です。
文:今村亜希子(森美術館マーケティンググループ)
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