アージェント・トーク044:トニー・アウスラー
英語のみ
「アージェント・トーク」は、世界各地で意義深く、革新的な活動をしているアーティスト、キュレーター、批評家、活動家などを囲み、今議論すべきアージェントなトピックスを話し合うためのプラットフォームです。
Vol.44では、アーティストのトニー・アウスラー氏をゲストにお招きします。
ニューヨークを拠点とするトニー・アウスラー氏は、1970年代からメディア・アートのパイオニアとして活躍してきました。40年以上にわたり、マルチメディア・プロジェクト、没入型の作品、大規模な野外インスタレーション、さらには、大胆な動きをする人形や幽霊のイメージ、プログラミングによる自動処理などを駆使することで2次元である映像を平面的な表現に留めるのではなく、立体的な3次元の領域へと展開してきました。それらを多様に組み合わせた表現を通じて大衆文化を探求し、また、人間のフォルム、特に顔をモチーフにすることで、人の心理状態や、技術の進歩と社会の関係性、科学や疑似科学、スピリチュアリズム、宗教史などについて考察を深めてきました。最新作では、手描きのアニメーションとAIが生成した映像からなるキャラクターを、水晶の形をした透明な立体に万華鏡のようにプロジェクションしています。
今回のアージェント・トークでは、トニー・アウスラー氏の来日を機に、彼の幅広い実践や最新作について話を聞きます。
- 日時
- 2023年3月18日(土)18:00~19:30(受付開始 17:30)
- 出演
- トニー・アウスラー(アーティスト)
- 聞き手
- 片岡真実(森美術館館長)
トニー・アウスラー
1957年生まれ、カリフォルニア芸術大学(米国カリフォルニア州バレンシア)卒業。初期の作品ではマイク・ケリーなどと共同制作している。近年、個展が開催された主な美術館に、高雄市立美術館(台湾、2021年)、ナント美術館(フランス、2020年)、ニューヨーク近代美術館(2017年、2016年)、マガザン3世美術館&現代美術財団(ストックホルム、2016年)、バードカレッジ・ヘッセル美術館(アメリカ、ニューヨーク州アナンデール・オン・ハドソン、2016年)、アムステルダム市立美術館(2014年)、ピンチク・アート・センター(ウクライナ、キーウ、2013年)、アロス・オーフス美術館(デンマーク、2012年)がある。
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