アージェント・トーク033:
リサーチ・ベースによる作品制作の今―アーカスプロジェクトのレジデント・アーティストを迎えて
日英同時通訳付
*申し込み終了
日英同時通訳付
今日、現代美術の世界では、アーティストがリサーチを行いその結果を基に作品を制作する、いわゆる「リサーチ・ベース」による作品制作が1つの潮流となっています。リサーチの対象は美術の分野以外にも、天文学、地質学、民俗学、経済の結びつきや消費動向まで、非常に多岐に渡ります。今日、インターネットの発達により、このような幅広い分野での時としてニッチな主題のリサーチが可能になり、「リサーチ・ベース」の作品が急増しているのでしょう。
このような現代美術のアーティストが行うリサーチは、それぞれの分野での専門家や研究者が行うリサーチや大学など高等教育機関での研究とどのように異なるのでしょうか。また、その成果物としての作品の形態はインスタレーション、テキスト、サウンド、レクチャー・パフォーマンスとバラエティに富んでいますが、これらは従来の美術作品とどのような違いがあるのでしょうか。
本プログラムでは、アーカスプロジェクト主催のアーティスト・イン・レジデンスに参加し、今年8月末から茨城県守谷市に滞在して日本に関するリサーチを行ってきた3組のアーティストが登壇。彼らのリサーチ主題の選定や作品制作の実践について発表を行い、今日における「リサーチ・ベース」の作品制作の特徴や意義について考察します。
- 日時
- 2017年12月4日(月)19:00~21:00(受付開始 18:30)
- 出演
- フリエッタ・アギナコ&サラ・ドゥムーン(アーティスト)、ダニエル・ニコラエ・ジャモ(アーティスト)、カーティス・タム(アーティスト)
- モデレーター
- 近藤健一(森美術館キュレーター)
- 主催
- 森美術館、アーカスプロジェクト実行委員会
お申し込みについて
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