アージェント・トーク042:アンドレ・コマツ
日英同時通訳付
アンドレ・コマツは日系三世のブラジル人。彼が育った時代のブラジルは、20年以上続いた軍事政権から民主政権への移行期にあたります。1980年代末には禁止されていたストライキが認められ、労働者の権利にも大きな変化があり、経済的にも2000年代以降、著しい経済成長を遂げました。コマツの作品はブラジルのこうした政治や社会的動向に深くコミットしつつ、グローバルな再評価が進むブラジルのモダニズムもまた継承しています。
本トークでは、初めて来日しての展示となる国際芸術祭「あいち2022」を機に、アンドレ・コマツの多様な実践、とりわけ近年の関心と作品について聞きます。
本プログラムはウェビナーでも配信を予定しています。お申し込みは不要で、どなたでもご視聴いただけます(ただし、氏名とメールアドレスの登録が必要です)。以下のURLよりご参加ください。
ウェビナーURL:
https://mori-co-jp.zoom.us/webinar/register/WN_x4TSw6gPQyim5fzgCTHItA
・本プログラムではWEB会議システム「Zoom」を使用します。事前に「Zoom」をインストールしたパソコンまたはタブレットをご用意のうえ、ご参加をお願いいたします。
・時間になりましたら、ウェビナーURLにアクセスし、氏名とメールアドレスを入力してください。
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・事前にテストをし、正しく接続できるか等をご確認ください。テストはこちら。
お願い
・ウェビナーの録音、録画、撮影などセッション内容を記録することはご遠慮ください。
- 日時
- 2022年8月2日(火)18:30~20:00(受付開始 18:00)
※当日、森美術館は17:00に閉館となります。
※開催中の展覧会はご覧いただけません。 - 出演
- アンドレ・コマツ(アーティスト)
- 聞き手
- 片岡真実(森美術館館長)
国際芸術祭「あいち2022」
「あいち2022」は、国内最大規模の国際芸術祭の一つであり、国内外から多数のアーティストが参加します。愛知芸術文化センターのほか、一宮市、常滑市、有松地区(名古屋市)のまちなかを会場として広域に展開します。現代美術、パフォーミングアーツ、ラーニング・プログラムなど、ジャンルを横断し、最先端の芸術を「あいち」から発信します。
詳しくはこちら
アンドレ・コマツ
1978年サンパウロ(ブラジル)生まれ。サンパウロ(ブラジル)拠点。
1990年代のブラジルの民主主義の復興と新自由主義経済の導入を間近に見つめてきたアンドレ・コマツの作品は、世界中の人々のさまざまな生き方や、都市空間や権力との向き合い方に対して疑問を投げかける。「コマツは、どこにでも潜んでいる権力や社会的葛藤に関心を抱き、彼の彫刻・インスタレーション作品のテーマの原点となっている。作品タイトルの多くはミシェル・フーコーに拠っており、フーコーの「権力の微視的物理学(microphysics of power)」の理論は、作品タイトルの域を超え、コマツの関心事と世界観の中核を成している」(ジャコポ・クリヴェリ・ヴィスコンティ、キュレーター)。
主な展覧会に「Avenida Paulista」サンパウロ美術館(2017年、ブラジル)、第56回ヴェネチア・ビエンナーレ(2015年、ブラジル館、イタリア)、「Beyond the Supersquare」ブロンクス美術館(2014年、ニューヨーク、米国)など。
お申し込みについて
- 出演者は予告なく変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
- お申し込み後は、当館より受付完了のメールをお送りいたします。メールが届かない場合は、お申し込みが登録されていない場合がありますので、お問い合わせください。
- 1名のお申し込みにつき、1個のメールアドレスが必要です。
- 当日は、記録および広報のための写真、動画撮影を行う場合があります。ご参加の際はあらかじめご了承ください。
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