SYMPOSIA

国内外で注目されているテーマをアカデミックに議論する場

アージェント・トーク041:
パンデミック以降のアート―ヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展と、豪クイーンズランドでのアジア・パシフィック現代美術トリエンナーレ(APT)から

*申し込み終了

日英同時通訳付

第59回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展は、ニューヨークを拠点に活動するイタリア人キュレーターのチェチリア・アレマーニによる企画で、「The Milk of Dreams」をタイトルに現在開催中です。展覧会では、「身体の表現と変容」「個人とテクノロジーの関係」「身体と地球のつながり」という3つの小テーマにさらに焦点が当てられています。去る4月に開催されたオープニングに合わせヴェネツィアを訪れた森美術館アジャンクト・キュレーターのマーティン・ゲルマンが、20世紀と21世紀を織り交ぜた枠組みのもと、これらの小テーマがどのように翻訳されていたのかなどを例に挙げつつ本展を包括的にレポートします。加えて、本展の国別パビリオンのなかからも選り抜きの展示を紹介します。
また、プログラム後半では、森美術館館長の片岡真実と、本年開催の他の大型国際展の動向とも比較して語ります。

日時
2022年7月12日(火)18:00~19:30(受付開始 17:30)
※美術館は17:00で閉館し、17:30よりお申し込みいただいた方のみに再オープンします。
出演
マーティン・ゲルマン(森美術館アジャンクト・キュレーター)
聞き手
片岡真実(森美術館館長)
ラファエラ・フォーゲル《可能性と必要性》
ラファエラ・フォーゲル《可能性と必要性》2022年(展示風景)
ラファエラ・フォーゲル《可能性と必要性》
ラファエラ・フォーゲル《可能性と必要性》2022年(展示風景)

マーティン・ゲルマン

ドイツ、ケルン在住。ベルリンとポツダムで就学後、第3回および第4回ベルリン現代美術ビエンナーレ(2003-2004年/2005-2006年)に携わる。2008-2012年にはケストナー・ゲゼルシャフト(ハノーバー)にてキュレーター。また、2012年より2019年までゲント現代美術館(ベルギー)のシニア・キュレーターとして数々の個展、グループ展、コレクション展を企画、同館の主要な収蔵品の収集にも寄与。直近では、森美術館「アナザーエナジー展:挑戦しつづける力―世界の女性アーティスト16人」(2021年)で共同キュレーター、国立台湾美術館でのトーマス・ルフの大規模個展(2021年、台中)のキュレーター。また、国際芸術祭「あいち2022」キュレトリアル・アドバイザーも務める。リリ・デュジュリー個展「時のひだ」(2015年、オーステンデのミュ・ゼーとの共催)企画でベルギーの最優秀展覧会に贈られるAICA賞を受賞。

Martin Germann
撮影:Diana Tamane

お申し込みについて

  • 出演者は予告なく変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
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  • 当日は、記録および広報のための写真、動画撮影を行う場合があります。ご参加の際はあらかじめご了承ください。

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申込期間
2022.7.1(金) ~ 7.11(月)
会場
森美術館オーディトリアム
定員
50名(要予約)
料金
無料(閉館後の開催につき、展覧会はご鑑賞いただけません)
お問い合わせ
森美術館 ラーニング担当
メールでのお問い合わせ
カテゴリー
シンポジウム
対象
一般
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