SYMPOSIA

国内外で注目されているテーマをアカデミックに議論する場

アージェント・トーク036:「テクノダイバーシティ」論

日英同時通訳付

香港出身でドイツを拠点に活動する若手思想家のホイ・ユク(許煜)は、ジルベール・シモンドン、マルティン・ハイデッガー、ジャン・フランソワ・リオタールなど西洋哲学・思想と中国哲学・思想の両方を参照しつつ、AI(人工知能)やサイバネティクスなどデジタル技術を含むテクノロジーや自然を考察するなど、ユニークな論考で国際的な注目を集めています。近年、彼はテクノロジーという概念の新しい理解の方法である「コスモテクニクス」(宇宙技芸)を提唱していますが、これはテクノロジーを単なる道具や手段としてとらえるのではなくコスモロジー(宇宙論)と関連付けて考えるものです。
本企画では、ホイが「テクノダイバーシティ(technodiversity)」論を軸に、テクノロジーと未来主義について語ります。

日時
2019年8月22日(木)19:00~20:30(受付開始 18:30)
出演
ホイ・ユク(許煜)(ワイマール・バウハウス大学)
モデレーター
近藤健一(森美術館キュレーター)

ホイ・ユク(許煜)プロフィール
ワイマール・バウハウス大学にて教鞭を執る。2012年から2018年までロイファナ大学リューネブルク校Institute of Philosophy and Science of Art(IPK)にて哲学を教える。国立人文科学館(メゾン・デ・シアンス・ドゥ・ロム)のインターナショナル・センター・フォー・シモンドン・スタディーズ(ICSS)研究員、中国美術学院客員教授、香港城市大学クリエイティブメディア学部客員准教授。哲学とテクノロジーの協働や研究を進める国際的ネットワーク、リサーチ・ネットワーク・フォー・フィロソフィー・アンド・テクノロジーを創設。著作『On the Existence of Digital Objects』(ミネソタ大学出版、2016年)、『The Question Concerning Technology in China: An Essay in Cosmotechnics』(Urbanomic、2016年)、『Recursivity and Contingency』(ローマン&リトルフィールド出版、2019年)。

お申し込みについて

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申込期間
2019.8.6(火) ~ 8.21(水)
会場
森美術館オーディトリアム
定員
80名(要予約)
料金
無料(ただし、当日有効の森美術館の展覧会チケットが必要です)
お問い合わせ
森美術館 ラーニング担当
Tel:03-6406-6101(平日 11:00~17:00)
メールでのお問い合わせ
カテゴリー
シンポジウム
対象
一般
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