森美術館スペシャル・シンポジウム インターナショナル・アドバイザリー・コミッティーを迎えて
いま、世界はアジア現代美術にどう向き合っているのか?

日英同時通訳付

21世紀も10年を経た今日、進展する社会のグローバリゼーションと呼応するように世界のアートシーンもより多元的で多彩な様相を呈しています。アジア、ラテンアメリカ、中近東、アフリカなど非欧米圏から登場した作家たちが生み出す数々の新しい表現は国際舞台で存在感を増しており、中国、インドなど急成長する経済新興国を含むアジア地域への注目は、ますます高まっています。こうした文化多極主義時代の潮流の中で、世界はアジア現代美術にどう対処し、どのような戦略をもって臨もうとしているのでしょうか。

本シンポジウムは、森美術館で4年ぶりに開催するインターナショナル・アドバイザリー・コミッティーの会議に参加する、世界の著名美術館館長ら7名のメンバーを迎え、アジア現代美術に対する彼らの視点を探る機会として開催するものです。セッションの前半では、欧米で中心的な役割を担う美術館が、展覧会プログラムやコレクションの収集方針のなかにグローバルな美術状況をどう反映しているのか、そのなかで、アジア現代美術をどのように位置づけようとしているのかを紹介します。後半では中国や日本などアジアの状況に精通した専門家を迎えて、アジア現代美術にどのように向き合っているのか、その振興のために何が可能かを論じます。

日時
2011年2月17日(木)17:00~20:00
パネリスト
インターナショナル・アドバイザリー・コミッティー・メンバー
グレン・ラウリィ(ニューヨーク近代美術館館長)
アルフレッド・パクマン(ポンピドゥー・センター国立近代美術館館長)
ニコラス・セロータ(テート館長)
ウド・キッテルマン(ベルリン国立美術館館長)
デヴィッド・エリオット(香港CPSプロジェクト・アート・アドバイザー)
ファン・ディアン(中国美術館館長)
高階秀爾(大原美術館館長)
南條史生(森美術館館長)
タイムテーブル
17:00開始(16:30〜受付開始)
17:10セッションI「アジアに向かって」
出演:
グレン・ラウリィ(ニューヨーク近代美術館館長)
アルフレッド・パクマン(ポンピドゥー・センター国立近代美術館館長)
ニコラス・セロータ(テート館長)
ウド・キッテルマン(ベルリン国立美術館館長)
17:50ディスカッションI
18:20休憩
18:30セッションII「アジアの内から」
出演:
デヴィッド・エリオット
(香港CPSプロジェクト・アート・アドバイザー)
ファン・ディアン(中国美術館館長)
高階秀爾(大原美術館館長)
南條史生(森美術館館長)
19:10ディスカッションII
19:40質疑応答
20:00終了
Ustreamライブ中継実施
本シンポジウムでは、会場の様子をUstreamでライブ中継するほか、質疑応答などで会場内外の皆様からのTwitterによるつぶやきの一部を採用する予定です。
森美術館Ustreamチャンネル: http://www.ustream.tv/channel/moriartmuseum
申込期間
2011.2.17(木) ~ 2.17(木)
会場
アカデミーヒルズ49 タワーホール(六本木ヒルズ森タワー49階)
定員
500名
料金
3,000円(一般)、2,500円(MAMCメンバー、学生)
カテゴリー
シンポジウム
対象
一般
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