「六本木クロッシング」は、森美術館が3年に一度、日本のアートシーンを総覧する定点観測的な展覧会として2004年から開催しているシリーズ展です。森美術館のキュレーターが数名のゲスト・キュレーターと共同で企画し、複数の視点の交差によって日本のアーティストを選出します。すでに国際的な活躍が目覚ましいベテランから今後の活躍が期待される新進気鋭の若手まで、また、現代美術のみならず、建築、ファッション、デザインなど、他ジャンルのクリエイターを紹介してきたことも、創造活動の交差点(クロッシング)となる展覧会を目指した本シリーズの特徴です。
シリーズ8回目となる本展では、アジアを拠点にグローバルなアートシーンで活躍するキュレーターたちと協働し、国際的な視点から日本のアートを捉えます。多文化主義が進んできた一方で、さまざまな軋轢や分断に直面する現代において、アーティストたちの活動も影響を受け、変化し、そして、新たな表現を生み出しています。日本のアートの今、そしてそれがより大きな文脈の中でどのような意義を持っているのかを改めて検証します。
開催概要
六本木クロッシング2025展
主催 | 森美術館 |
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企画 | レオナルド・バルトロメウス(山口情報芸術センター[YCAM]キュレーター) キム・ヘジュ(シンガポール美術館シニア・キュレーター) 德山拓一(森美術館キュレーター) 矢作 学(森美術館アソシエイト・キュレーター) |