2016年9月28日(水)

「宇宙の入り口」へようこそ!
~「宇宙と芸術展」作品紹介(6)マンダラ

マンダラ

マンダラはインドの古典語であるサンスクリットで「まるいもの」を意味し、インドの密教で生まれた仏の世界図であると同時に、仏たちが宿る依代(よりしろ)でもあります。仏教にとって究極の目標は悟りを開くこと、つまり仏になることであり、マンダラはそのために生み出されたひとつの見取り図ともいえます。チベットでは、11世紀半ば頃より積極的に密教を導入するようになり、その中で多くの種類のマンダラがインドから伝えられました。
マンダラは、図形の中で最も安定した形である円と正方形からなり、これらの形は宇宙の構造を反映しています。


《ヤマーンタカ・マンダラ》(チベット)
17-18世紀/綿布着色/61×51.5cm/所蔵:北村コレクション
※展示期間:10月19日~11月29日

本展では、作品の展示替えがあります。
対象の作品および展示期間はこちらをご確認ください。
 

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カテゴリー:01.MAMオピニオン
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