森美術館では、2017年2月、インドを代表する現代アーティストのひとり、N・S・ハルシャの個展を開催します。彼の作品には、生まれ故郷である南インド、マイスールの伝統文化や自然環境、人間と動植物との関係などが反映されています。多様なメディアを使って表現していますが、なかでも子どもを対象にしたワークショップを世界各地で行い、高い評価を得ています。
展覧会に先立ちN・S・ハルシャが来日することになりました。コミュニティとアートについて語るトークイベントの開催が急きょ決定!ご参加お待ちしています。
N・S・ハルシャ 《大志と夢:カルナータカ州トゥムクールにあるTVS校のためのプロジェクト》
2005年 Courtesy: TVS Academy, Tumkur, India
■森美術館緊急プレ・トーク:N・S・ハルシャ
※日英逐次通訳付
出演:N・S・ハルシャ(アーティスト)
聞き手:片岡真実(森美術館チーフ・キュレーター)
日時:2016年4月22日(金)19:00-20:30
会場:ヒルズ カフェ/スペース(六本木ヒルズ ヒルサイド2階)
定員:80名
料金:無料(当日先着順)
※カフェのメニューから必ず一品ご注文ください。
■N・S・ハルシャ展
会期:2017年2月4日(土)-6月11日(日)
主催:森美術館
企画:片岡真実
■N・S・ハルシャ
1969年、インド、マイソール生まれ、同地在住。1995年、ヴァドーダラのマハラジャ・サヤラジオ(MS)大学絵画修士課程修了。DAAD(ドイツ学術交流会)奨学金(2012年)、アルテス・ムンディ賞(2008年)など数々の賞を受賞。近年の主な個展に「DAADベルリンのアーティストプログラム」(DAAD、ベルリン、2012-2013年)、「ネイションズ」(Iniva:国際美術研究所、ロンドン、2009年)、「レフトオーバーズ」(メゾン・エルメス、東京、2008)など。主な国際展にコーチ=ムジリス・ビエンナーレ(インド、2014年)、モスクワ・ビエンナーレ(ロシア、2013年)、堂島リバービエンナーレ(大阪、2013年)、「アジアの亡霊展」(サンフランシスコアジア美術館、2012)、横浜トリエンナーレ(2011年)、サンパウロ・ビエンナーレ(ブラジル、2010年)など多数。その他、インド現代美術を紹介した「チャロー!インディア:インド美術の新時代」(2008年、森美術館、その後韓国、オーストリア巡回)、「インディアン・ハイウェイ」(2008年、サーペンタイン・ギャラリー、2012年まで世界5都市巡回)にも出品している。
トークに関するお問い合わせ
森美術館 パブリックプログラム(月-金 11:00-17:00)
電話:03‐6406‐6101
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・N・S・ハルシャ展
会期:2017年2月4日(土)-6月11日(日)