1960年代に始まったビデオ・アートは、映像技術の革新にともなって飛躍的な発展をとげてきました。複数のメディアを融合させた映像インスタレーションも増えているなか、「MAMスクリーン」では、世界各地のシングル・チャンネル映像作品を会期中毎日上映します。映像作品を集中してじっくり鑑賞いただけるプログラムです。
「MAMスクリーン003」は、同時開催となる「六本木クロッシング2016展:僕の身体、あなたの声」の共同キュレーター4名によって選ばれた、映像作品を紹介します。多様な視点から日本を見つめる試みとして、海外のアーティストたちが見た日本の風景に焦点を当て、東日本大震災や戦争の記憶、街角の景色など、アーティストが捉える日本の風景の断片が映像となって現れます。
いま、アーティストの活動の場は世界中に広がっており、日本のアートシーンを総覧する「六本木クロッシング」で紹介するアーティストの拠点も日本国内に留まりません。「日本」を規定することそのものが難しくなっているともいえるでしょう。海外のアーティストの視点を通して、気づかなかった日本の一端を発見することができるのではないでしょうか。
上映作品
会期: | 2016年3月26日(土)-7月10日(日) |
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主催: | 森美術館 |
企画: | 荒木夏実(森美術館キュレーター) キム・ソンジョン(アートソンジェセンターディレクター、Samusoディレクター) 小澤慶介(キュレーター/特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]) ウー・ダークン(台北国際芸術村ディレクター) |
会場: | 森美術館 |
開館時間: | 10:00–22:00(火曜日のみ、17:00まで) *5/3(火・祝)は22:00まで |
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*入館は閉館時間の30分前まで *会期中無休 |
入館料: | 一般1,800円、学生(高校・大学生)1,200円、子供(4歳-中学生)600円、シニア(65歳以上)1,500円 *表示料金は消費税込 *「六本木クロッシング2016展」、「MAMコレクション」、「MAMリサーチ」と共通 *本展のチケットで展望台 東京シティビューにも入館可 *スカイデッキへは別途料金がかかります |
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お問い合わせ: Tel: 03-5777-8600(ハローダイヤル) |
「MAMスクリーン003」の作品解説は(PDF版:3.1MB)はこちらからご覧いただけます。
※当プログラムは約75分です。
10:00~、11:30~、13:00~、14:30~、16:00~、17:30~、19:00~、20:30~ (祝日を除く火曜日 11:00~、12:30~、14:00~、15:30~)
※最終上映時間は20:30(祝日を除く火曜日は15:30)となります。
パブリックプログラム等実施のため、下記日時は「MAMスクリーン003」をご覧いただけません。あらかじめご了承ください。
※日時が追加される場合もあります。ご留意ください。
3/26(土) | 11:15-19:00 | |
3/27(日) | 11:15-閉館まで | (10:00の回のみになります) |
4/25(月) | 17:15–閉館まで | (最終は16:00の回になります) |
4/29(金・祝) | 11:15–19:00 | |
5/8(日) | 11:15–19:00 | |
5/14(土) | 12:45–17:30 | |
5/25(水) | 16:00–19:00 | |
5/29(日) | 10:00–17:30 | |
6/4(土) | 11:15–19:00 | |
6/8(水) | 12:45–16:00 | |
6/12(日) | 11:15–20:30 | |
6/25(土) | 12:45–19:00 |
森美術館「MAMスクリーン003:交差する視点―海外アーティストたちが見た日本の風景」では、写真および動画の撮影はできません。