ガリレオ・ガリレイ『星界の報告』初版本
1610年
1608年に実用的な望遠鏡が発明されると、ガリレイは自ら屈折望遠鏡を制作し、天文観測に応用しました。
月のクレーターの様子や木星が月を持つこと、金星の満ち欠けなどを観察し、その結果を美しい図版とともに掲載した『星界の報告』を出版しました。本書は、それまで一般的に信じられていた天動説が誤りであり、地動説を唱えたコペルニクス宇宙論が正しいことを示していたことからセンセーションを巻き起こし、その後の天文学の発展に多大な影響を与えました。
ガリレオ・ガリレイ『星界の報告』
1610年/書籍/出版:トマス・バリオー二/所蔵:金沢工業大学ライブラリーセンター
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