2016年10月26日(水)

「宇宙の入り口」へようこそ!
~「宇宙と芸術展」作品紹介(10)ビョーン・ダーレム

ビョーン・ダーレム
《ブラックホール(M-領域)》
2016年
《プラネタリー・ツリー》
2010年

《ブラックホール(M-領域)》は、巨大なブラックホールを中心に回る銀河系と、最新の多元宇宙のあり方などを再解釈したものです。日常的な素材で作られたインスタレーションは、ミステリーの頭文字「M」を取った、神秘的な「M-領域」へと変化しています。また、《プラネタリー・ツリー》は、天と地を結び、知識体系や錬金術、数学における確率論、物理学における宇宙線、生物学における進化論、生命の木などを表そうとしています。


ビョーン・ダーレム《ブラックホール(M-領域)》2016年
展示風景:「宇宙と芸術展:かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ」森美術館、2016年
撮影:木奥恵三


ビョーン・ダーレム《プラネタリー・ツリー》
2010 年/木、アルミニウム、石、花瓶、ボトル、磁器皿、ニス/50×35×15.5cm/個人蔵
 

<関連リンク>

宇宙と芸術展:かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ
会期:2016年7月30日(土)-2017年1月9日(月)
MAMスクリーン004:宇宙から地球を観る
会期:2016年7月30日(土)-2017年1月9日(月)

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カテゴリー:01.MAMオピニオン
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