トークセッション「アングラとは―麿 赤兒を迎えて」
「MAMリサーチ011:東京アンダーグラウンド 1960-1970年代―戦後日本文化の転換期」関連プログラム
手話同時通訳付
アングラを出発点に60年以上にわたって身体表現を極め、アングラ文化を語るうえで欠かせない存在である舞踏家で俳優の麿赤兒氏をお迎えし、当時のアングラの動向と盛衰、その拠点であった新宿の様子、そして現在に受け継がれるアングラの精神について語っていただきます。
- 出演
- 麿 赤兒(大駱駝艦主宰・舞踏家・俳優)
- 聞き手
- 大澤 啓(東京大学総合研究博物館特任研究員)
椿 玲子(森美術館キュレーター) - 日時
- 2025年4月1日(火)18:30~20:00(開場:18:00)
※美術館は 17:00で閉館し、18:00よりお申し込みいただいた方のみに「MAMリサーチ 011」展を再オープンします。
※同時開催中の「マシン・ラブ:ビデオゲーム、AIと現代アート展」、「MAMスクリーン021:ガブリエル・アブランテス」、「MAMコレクション019:視点―春木麻衣子、片山真理、米田知子 」はご覧いただけません。
※手話同時通訳をご希望の方は、イベント名を明記のうえ、3月21日(金)までにmam-learning@mori.co.jpへご連絡ください。
麿 赤兒(まろ・あかじ)
大駱駝艦主宰・舞踏家・俳優
1943年生まれ、奈良県出身。1965年、唐十郎の劇団「状況劇場」に参画。唐の「特権的肉体論」を具現化する役者として、1960~70年代の演劇界に大きな変革の嵐を起こし、多大な影響を及ぼす。1966年、役者として活動しながら舞踏の創始者である土方巽に師事。1972年、大駱駝艦を旗揚げし、舞踏に大仕掛けを用いた圧倒的スペクタクル性の強い様式を導入。「天賦典式」(てんぷてんしき:この世に生まれたことこそ大いなる才能とする)と名付けたその様式は、国内外で大きな話題となり、「BUTOH」を世界に浸透させる。精力的に新作を発表し続けているほか、舞踏手育成にも力を注ぎ、多彩な舞踏グループ・舞踏手を輩出。また、映画・TV・舞台等においても独特の存在感を放ち、ジャンルを越境し先駆的な地位を確立している。
1974年、1987年、1996年、1999年、2007年、2012年、2019年舞踊批評家協会賞受賞
2006年度文化庁長官表彰
2013年第7回日本ダンスフォーラム賞大賞受賞
2016年東京新聞制定 第64回舞踊芸術賞受賞
2018年春陽堂書店第1回種田山頭火賞受賞
2022年第76回文化庁芸術祭大賞受賞
2022年第40回ニムラ舞踊賞受賞
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