さわひらき×西條朋行 トークイベント
*申し込み終了
「MAMコレクション017:さわひらき」関連プログラム
日本語のみ
さわひらきが、本展で展示している《hako/floor games》について語り、作品の着想源となった心理療法の一種である箱庭療法を起点に、精神科医・西條朋行氏を招いてトークをします。箱庭療法では、患者が自由にミニチュアを砂箱に配置することで、言語化が難しい心の状態に立体的なイメージを付与します。感情、感覚、記憶、認知が複雑に絡みあう無意識の世界が立ち現れることで、心の奥に閉じ込められた事柄を患者に意識させ、治癒の手助けを図るものです。このトークでは、映像表現と精神科臨床の関係などの議論をとおして、本作品の理解を深めます。
- 日時
- 2024年3月28日(木)13:00~14:00(開場:12:45)
- 出演
- さわひらき(アーティスト)
西條朋行(精神科医)
さわひらき
さわひらきはこれまでシドニー・ビエンナーレ(2010年)、リヨン・ビエンナーレ(フランス、2013年)、リボーン・アートフェスティバル(宮城県、2017年)、「第7回台湾国際映像展―ANIMA」(台北、2020年)などの国際展に参加。ナムジュン・パイク・アート・センター(ソウル、2014年)、金沢21世紀美術館(石川県、2018年)、ビンコム・センター・フォー・コンテポラリー・アート(ハノイ、2018年)、ナバラ大学美術館(スペイン、2019年)などの美術館で作品を発表。森美術館では「六本木クロッシング2016展:僕の身体、あなたの声」に参加。
西條朋行
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科精神行動医科学分野博士課程卒業。日本医科大学精神医学教室講師を経て現在、西條クリニック院長。2005年~2007年までスウェーデン・カロリンスカ研究所にて客員研究員としてPETを用いた脳のレセプターイメージングの研究に従事。2002年より東京芸術大学との共同プロジェクト「Epoch-making」に参加し、同大学院映像研究科 メディア映像専攻 非常勤講師として、「医療」とりわけ精神科医療をめぐる社会とのあり方を模索し、医療の境界を巡るプロジェクトを企画、実践してきている。
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