トーク「コレクションの新しいかたち:現代美術作品収集のいま」
日英同時通訳付
本プログラムをYouTubeで無料公開しています。ぜひご覧ください。
https://youtu.be/SpQCMsUYMfw(言語:英語、字幕:なし)
現代美術作品の形態は非常に多様で、近年、その収集・保存においても絵画や彫刻といったいわゆる「モノ」としての作品を収集する一般的な収集・保存の方法とは異なる形式が登場しています。また、今日、現代美術作品の価格高騰や収集予算の削減や、限りある収蔵庫の収納容量の制約などを理由に、さまざまな試みが実践されています。
例えば、複数の美術館が1点の作品を共同購入する、パフォーマンスという一過性のものを収蔵する方法の議論や検証を行う、映像作品をデータとして集中管理するなどの試みや、資金面でも、支援団体・個人によって購入された作品が美術館に寄贈され収蔵品となるケースが増えています。また、一般の来場者に内部を公開する収蔵庫や、複数の美術館の収蔵品を保管・修復する収蔵システムなど、収蔵庫の在り方も多様化しています。
本プログラムでは、スペインを拠点に映像作品に特化して制作委託・収集を行うハン・ネフケンス財団の創設者と、香港M+(エムプラス)、シンガポール美術館、森美術館、3館の館長が登壇します。この4団体は現在、「ムービング・イメージ・コミッション」というアジアの映像作家に新作を委託するプロジェクトを共同で行っています。2021年に開始され今年は第2回目が行われますが、受賞者による新作は4団体それぞれの収蔵品となり、展示も予定されています。このような新たな取り組みについて、それぞれの実践を参照しつつ、新しいコレクションのかたちや可能性について語り合います。
- 出演
- ハン・ネフケンス(ハン・ネフケンス財団 創設者・代表)
スハーニャ・ラフェル(M+ 館長)
ユージン・タン(シンガポール美術館 館長)
片岡真実(森美術館 館長) - モデレーター
- 近藤健一(森美術館シニア・キュレーター)
- 日時
- 2023年5月23日(火)17:30~19:30(開場:17:00)
- 主催
- ハン・ネフケンス財団、森美術館
ハン・ネフケンス(ハン・ネフケンス財団 創設者・代表)
ハン・ネフケンス(ハン・ネフケンス財団 創設者・代表)
スハーニャ・ラフェル(M+ 館長)
撮影:Winnie Yeung @ Visual Voices
画像提供:M+, Hong Kong
スハーニャ・ラフェル(M+ 館長)
撮影:Winnie Yeung @ Visual Voices
画像提供:M+, Hong Kong
ユージン・タン(シンガポール美術館 館長)
ユージン・タン(シンガポール美術館 館長)
お申し込みについて
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