KIDS & FAMILY PROGRAMS

「Meet the Artists」
野口竜平　おやこワークショップ「ちえのわ世界の、とのさまわっか―はじまりの玉手箱―」

＊申し込み終了

日本語のみ

おじいさんは砂漠の真ん中で、たくさんのパイナップルを運んでいます。すると盗賊（とうぞく）があらわれ、おじいさんのパイナップルを3つ、うばいとり、それを山の上から転（ころ）がしてしまいました。転（ころ）がってきたパイナップルを食べた蟻（あり）はあごが強くなり…

おばけの「とのさまわっか」がすんでいる「ちえのわ世界」では、こんなふしぎなできごとがたくさんおこります！

参加者のみなさんに、「とのさまわっか」からのおくり物「はじまりの玉手箱」が届きます。
「はじまりの玉手箱」をあけて、芸術探検家（げいじゅつたんけんか）の野口竜平さんといっしょに、「ちえのわ世界」のなかに入ってみましょう！

ワークショップでは「ちえのわ世界」のふしぎなナゾを人形劇にします。いつも見ている部屋のふうけいやパソコンの画面が、見たことのない新しいものに見えてくるかもしれません。

※「ちえのわ世界」：アーティストの野口竜平さんが、これまで旅をするなかで見た心象風景を物語にした世界。
※「とのさまわっか」：野口竜平さんのなかにすむおばけ。
※「はじまりの玉手箱」：参加者のみなさんに事前にお送りします。

＜準備物＞

ノートパソコン（もしくはタブレット）、養生テープ、ひも

＜ワークショップ当日までの準備＞

1．美術館から送付する、「はじまりの玉手箱」を受け取る。
2．「子どもパソコン」になる練習をする。
3．おやこで「アルプス一万尺」を練習する。
※事前準備のくわしい内容は美術館から送付する「はじまりの玉手箱」に入っています。

野口竜平《「ちえのわ世界の、とのさまわっか―はじまりの玉手箱―」のためのドローイング》2021年

出演

野口竜平（芸術探検家）

日時

2021年3月25日（木）10:30～12:00、3月26日（金）10:30～12:00
※ワークショップは2日間にわたって開催します。

対象

6～9歳のお子様とその保護者 ※お子様1名につき、保護者1名でご参加ください。

申込期間

2021年3⽉8⽇（月）〜3⽉15⽇（月）24:00

抽選結果

抽選結果は3月16日（火）までに、メールにてご連絡します。

・「はじまりの玉手箱」については、後日当選された方へお知らせします。
・準備物については、ご自身でご用意ください。
・お子様1名につき、保護者1名同伴でご参加ください。
・本プログラムではWEB会議システム「Zoom」を使用します。事前に「Zoom」をインストールしたパソコンまたはタブレットをご用意のうえ、ご参加をお願いいたします。
・視聴用リンクは、ご自身専用のものとなりますので、第三者への共有はご遠慮ください。
・接続のテストは、下記Zoom社のサイトで確認できます。事前に音が聞こえるか等ご確認をお願い致します。
https://zoom.us/test
・「Zoom」の利用方法はこちらをご覧ください。

お願い

・参加される方の反応がわかるとプログラムを進行しやすくなりますので、できる限りカメラをオンの設定でご参加をお願いします。
・プライバシー保護のため、「Zoom」の表示名は本名やフルネームではなく、お名前のみ、もしくはあだ名などへご変更ください。プログラム参加中も表示名を変更可能です。
・プログラム中の映像・静止画を記録し、森ビル株式会社、森美術館が運営する公式サイト、SNS、その他広報媒体等に掲載する可能性がございます。映像・静止画の記録を避けたい場合はカメラをオフの設定でご参加をお願いします。
・セッション中に許可があった場合を除いて、参加されている方の録音、録画、撮影などセッション内容を記録することはご遠慮ください。
・迷惑行為が発覚した場合にはご退席いただく可能性がございます。
・なお、記録は本プログラム企画者であるアーティストの野口竜平氏による作品に起用される場合があるほか、作品やアーティストに関連する出版物、ウェブサイト、広報活動等にも使用します。

野口竜平《「ちえのわ世界の、とのさまわっか―はじまりの玉手箱―」のためのドローイング》2021年

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「Meet the Artists」とは

森美術館は開館以来、未就学児から小中学生を対象にした展覧会鑑賞を目的とした学校プログラムやアーティストと協働したワークショップなどをさまざまな世代の方を対象に継続して実施してきました。 2020年5月からはオンライン・プログラム「MAMデジタル」のなかで「ラーニングONLINE」を開始しましたが、本プログラムはそのなかの新シリーズとして、長期的なプログラムを展開いたします。「Meet the Artists」では、毎回、アーティストやキュレーターとオンラインで出会い、自分たちの言葉で直接語り合うことができます。美術館空間でのアート作品とのリアルな体験と並行し、オンラインで出会えるアート体験を充実させていきます。現実の空間で充分に体感できない分、一緒に想像力で世界を広げていきましょう。

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野口竜平（のぐち・たっぺい）　プロフィール

1992年生まれ。芸術探検家。武蔵野美術大学で版画とパフォーマンスアートに触れ、早稲田大学探検部でコンセプチュアルな探検や創造的な登山を経験したことから、環境と精神の相互的な働きかけを促す行為としての、移動／制作について考えるようになる。“移動行為によってゆらぐ制度や精神を「未知」として探検し、その刹那に生じる事態から芸術の起こりをさぐる”ものとして、《ニューヨーク方面へヒッチハイク》《タイヤひっぱりで台湾一周》などの活動を展開。それらに付随する記録への問いも含めて「芸術探検」と名付ける。現在は、漂泊者の精神性や脱システム的なふるまいへの興味から、古今東西の「まつろわぬ人々」と自身の活動との接続を試み、その生きた語り方を模索している。

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