YOUTH PROGRAMS

まちと美術館のプログラム
「アート・キャンプ for under 22 Vol. 3」

＊申し込み終了　好評につき、参加者を追加募集します。ぜひお申し込みください。 ＊申し込み終了
日本語のみ

森ビルと森美術館は、世界各地のアーティストとコラボレーションし、美術館や街のなかでさまざまなプログラムを実施してきました。2018年よりスタートした「アート・キャンプ」は、15歳から22歳の若い世代を対象とし、学校教育のような「教える」「教えられる」の関係とは異なる環境で、美術館やヒルズの街全体をキャンバスに、アーティストやキュレーターといっしょに「現代アート」について語りあうプログラムです。学校や家庭など身の回りで起こっていることと歴史上の出来事、現在世界で起こっている社会的、政治的、文化的な事象との関連性について対話を通して考えることで、現代アートの楽しさを体験します

アート・キャンプVol.3では、「アートの手触り」をテーマにプログラムを開催します。「塩田千春展：魂がふるえる」で展示される大規模なインスタレーション作品を体感し、自分たちの言葉で「現代アート」について語り合います。さらに、日常生活で使用する陶器に焦点を当て、同時開催の「MAMリサーチ007：走泥社」の関連トークや企画にかかわったキュレーター、アーティストとの直接の対話から、普段はあまり意識しなくなった「モノの手触り」について考えます。本プログラムをとおして、日常のなかにアートが存在することを再確認してみませんか？

申込期間

2019年6月21日（金）～7月1日（月）　追加募集中　申し込み終了

抽選結果

当選した方には7月5日（金）以降にメールにてご連絡します。

対象

15歳～22歳（中学3年生～大学4年生）

お申し込み

全4回のプログラムとなります。
第1回後半と第2回に開催するトークセッションは、一般の方もお申し込みいただけます。詳しくは各トークセッションの申し込みページをご覧ください。

日時

第1回「美術館に出会う：現代アートって何？」

2019年7月20日（土）
前半：ディスカッション「現代アートって何？」
10:00～13:00（受付開始 9:45）
※昼食付　※前半終了後、後半開始まで自由休憩
後半：「塩田千春展」トークセッション「塩田千春の世界から～多文化、越境するアイデンティティ」
14:00～16:00（受付開始 13:30）

本プログラムでは、イントロダクションとして、参加者のみなさんとディスカッション形式で「現代アートとは何か？」を考えます。その後、「塩田千春展：魂がふるえる」を鑑賞し、その鑑賞体験を自分の言葉にして他の人と共有します。後半は、展覧会関連プログラムのトークセッションを聴講し、登壇者が発する言葉をとおして現代アートを読み解く体験をします。

出演

前半：白木栄世（森美術館アソシエイト・ラーニング・キュレーター）
後半：高山明（アーティスト、Port B）、モーリー・ロバートソン（ジャーナリスト、DJ）、片岡真実（森美術館副館長兼チーフ・キュレーター）

会場

森美術館オーディトリアム

第2回　トークセッション「土で表現すること」

2019年7月25日（木）
18:30～20:30（受付開始 18:00）
古来、土をつかった表現は、埴輪や縄文土器など生活に密着した祭器や道具に用いられ、戦国大名たちの間で「名器は城ひとつに値する」と言われるまでその価値が高まった時代もありました。現代社会においてもその表現は私たちの日常生活と切っても切れない関係にあります。本プログラムでは、土の表現者の植松永次氏と「MAMリサーチ007：走泥社」の企画者が、陶芸の歴史を紐解きながらその表現の可能性について語り合います。

出演

植松永次、山本忠臣（ギャラリスト、建築家）、中村裕太（アーティスト）、德山拓一（森美術館アソシエイト・キュレーター）

会場

森美術館オーディトリアム

第3回・第4回　ワークショップ「土、作らない事から土あそび」

2019年7月26日（金）、8月2日（金）
第3回：12:00～16:00（受付開始 11:45）
第4回：13:00～16:00（受付開始 12:45）

植松永次氏とともに手を動かし、「表現することとは何か」について考えます。作品をつくることが目的ではなく、原初的な素材である土であそび、対話することで見えてくるかたちをもとに、参加者自らが表現者となる体験をします。

出演

植松永次

会場

六本木ヒルズ内