ラーニング・キャンプ002「私たちは学んでいる:美術館と実験的なアート・ラーニングのこれから」
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特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]とテート・モダンのパブリックプログラム・キュレーターのサンドラ・シコロヴァとの共同企画により開催します。当日は、美術館教育と、そうした教育がいま、鑑賞者のニーズに合わせてどのような変化を迎えているかについて議論します。ここでは、これまでの「エデュケーション」から、より参加や体験を促し、ホリスティックなアプローチによる美術や知識を取り入れる「ラーニング」へのシフトについて主に考えます。各スピーカーによる多角的な視点やスケールを紹介する10分間のプレゼンテーションを通して小規模で実験的な美術の実践とラーニングへと向かう美術の教育について考えながら、ラウンド・テーブル後半では、全員で以下について議論します。
-インデペンデントやアーティスト主導によるプロジェクト固有のラーニングの展開とはどのようなものなのでしょうか。
-今日におけるアート・ラーニングの意味とは何でしょうか。アートと関わる観客をより多く増やすことでしょうか。または、社会の変化を促すためなのでしょうか。
-実験的なラーニングのモデルやプロジェクトは、従来の大学や学校などのいわゆる公式な教育モデルとはどのような違いがあるのでしょうか。
-ラーニングは「無料」であるべきでしょうか。また、デジタルの領域や技術をどのように効果的に使うことが出来るのでしょうか。
-アート・ラーニングの過程と成果においてはどのような関係性を持つべきなのでしょうか。
- 日時
- 2017年2月16日(木)18:30~20:00(開場 18:00)
- 出演
- 遠藤水城(HAPS代表/インディペンデント・キュレーター)、西尾美也(美術家)、ロジャー・マクドナルド(特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト])
- コメンテーター
- サンドラ・シコロヴァ(テート・モダン、ラーニング部パブリックプログラム・キュレーター)
- モデレーター
- 堀内奈穂子(キュレーター、特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト])
- 企画
- サンドラ・シコロヴァ、特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]
- 協力
- チェコセンター東京