アージェント・トーク015:
光州ビエンナーレ2012速報
笹本晃パフォーマンス+ダイアローグ
日英同時通訳付
光州ビエンナーレは1990年代以降のビエンナーレ設立ラッシュのなか、アジアで最初に旗揚げをした、アジア最大規模のビエンナーレです。光州市は1980年の光州事件以降、韓国民主化の聖地としても知られ、同地で開催されるビエンナーレはその政治的、歴史的な背景を色濃く反映したビエンナーレとして、アジアでも独自の立ち位置を確立してきました。
今年、9月7日(土)より開催される「第9回光州ビエンナーレ」は、アジアの女性6名が共同でアーティスティック・ディレクターの任を務めていることが、大きな注目を集めています。「ラウンドテーブル」というテーマのもと、それぞれが提示する独自のサブテーマからどのような関係性を生み出し、空間的、理論的な実践に繋がったのでしょうか。
「アージェント・トーク015」では、開幕直後の本ビエンナーレ速報として、参加アーティストである笹本晃のパフォーマンスと、笹本晃と本ビエンナーレの共同アーティスティック・ディレクター片岡真実の対談をお届けします。
- 日時
- 2012年9月11日(火)19:00~20:30(受付開始 18:30)
- 出演
- 笹本 晃(アーティスト)
片岡真実(森美術館チーフ・キュレーター、光州ビエンナーレ2012共同 アーティスティック・ディレクター) - プロフィール
- 笹本 晃
アーティスト。1980年横浜市生まれ。ニューヨーク在住。美術、パフォーマンス、ダンスの場で創作活動をする傍ら、非営利のアート団体カルチャープッシュを経営する。多種の要素が混合する彫刻的空間を創り、その中で自らパフォーマンスを行う。主なグループ展に光州ビエンナーレ(韓国、2012年)、「2010 ホイットニーバイアニュアル」(ホイットニー美術館、ニューヨーク、2010年)、「2010 Greater New York」(P.S.1現代美術センター、ニューヨーク、2010年)、[One Minute More](ザ・キッチン、ニューヨーク、2009年)、第3回横浜トリエンナーレ(2008年)がある。2012年9月9日(日)~10月6日(土)、東麻布のTake Ninagawaで個展を開催。