アージェント・トーク019:
コンテンポラリー・キュレーティングの思考と実践は何のためなのか? テリー・スミス×片岡真実
日英同時通訳付
テリー・スミスは、近著『Thinking Contemporary Curating』(Independent Curators International、2012年)のなかで、現代性(Contemporaneity)の概念や現代美術展キュレーティングの歴史を追いながら、その思考と実践の双方において議論されてきたさまざまな課題を浮き彫りにしています。今回の「アージェント・トーク019」では、スミス氏による本著書についてのプレゼンテーションの後、変化するキュレーティングのあり方とその目的、日本やアジアに固有の課題などについて森美術館の片岡真実と対談します。
- 日時
- 2013年8月3日(土)14:00~16:00(受付開始 13:30)
- 出演
- テリー・スミス(ピッツバーグ大学美術・建築史学部教授)、片岡真実(森美術館チーフ・キュレーター)
- プロフィール
- テリー・スミス
テリー・スミスは、ピッツバーグ大学美術・建築史学部、現代美術史および理論教授、ニュー・サウス・ウェールズ州立大学、国立実験芸術インスティテュート特任客員教授。2010年には豪州政府よりオーストラリア・カウンシル視覚芸術賞、米国大学芸術協会より美術批評Mather賞を受賞。著書に『近代を作る:アメリカの産業、美術、デザイン』(University of Chicago Press、1993年、inaugural Georgia O’Keeffe Museum Book Prize 2009)、『オーストラリア美術の変容』(第1巻:19世紀|景観、植民地と国家、第2巻|モダニズムと先住民性)(Craftsman House, Sydney、2002年)、『災害後の建築』 (University of Chicago Press、2006年)、 『現代美術とは何か?』 (University of Chicago Press, 2009)、 『現代美術:世界の潮流』(Laurence King and Pearson/Prentice-Hall、2011年)、『コンテンポラリー・キュレーティングを考える』(Independent Curators International、2012年)などがある。