アージェント・トーク022:
「具体:すばらしい遊び場所」展から考える日本美術のグローバルな位置
日英同時通訳付
本プログラムは、世界のアートシーンにおいてますます存在感が高まる戦後日本の美術や現代美術について、特にニューヨークのグッゲンハイム美術館で2013年に開催された「具体:すばらしい遊び場所」展に焦点を当てて考察します。具体をグローバルな美術の言説のなかで理解されるべき運動として位置づけたキュラトリアル戦略や、「六本木クロッシング2013展:アウト・オブ・ダウト」展を含め、近年の日本の現代美術への影響についても言及します。
- 日時
- 2014年1月7日(火)19:00~20:30(受付開始 18:30)
- 出演
- ミン・ティアンポ(カールトン大学美術史学部准教授)
- プロフィール
- ミン・ティアンポ
カナダ、カールトン大学美術史学部准教授。戦後の日本美術専攻。トランスナショナルなモダニズムに対する興味から、グローバリゼーションによる文化的影響について研究。2003年、「具体」と「アンフォルメル」に関する論文でノースウエスタン大学で美術史博士号取得。2013年、ニューヨークのグッゲンハイム美術館で開催された「具体:すばらしい遊び場所」展の共同キュレーター。