アージェント・トーク031:
崩れゆく絆―アルフレド・ジャーが見る世界のいま
日英同時通訳付
チリ出身でニューヨークを拠点に活動するアルフレド・ジャーは、アーティスト、建築家、映像作家として国際的な評価を受けています。写真やインスタレーションなど多様なメディアを用いて、分断や差別、経済的強者と弱者の関係などの政治的問題を作品の中で扱ってきました。また、講演もジャーの主要な活動のひとつであり、社会で見過ごされがちな問題に触れながら各地でワークショップやディスカッションを行っています。 今日の国際情勢において、米国でのトランプ政権の誕生やイギリスのEU脱退、移民排斥の動きなど、ジャーが注目してきた社会問題はより顕著になっています。この状況と私たちはどう向き合うべきなのか、社会に対してアートができることはあるのかといったことについて、本トークを通して、共に考えます。
- 日時
- 2017年4月18日(火)19:00~20:30(受付開始 18:30)
※美術館は17:00で閉館し、18:30よりお申し込みいただいた方のみに再オープンします。 - 出演
- アルフレド・ジャー(アーティスト)
- 主催
- 森美術館
- 協力
- 東京藝術大学・大学院美術研究科グローバルアートプラクティス専攻
- プロフィール
- アルフレド・ジャー
1956年チリのサンティアゴ生まれ。ニューヨーク在住。アーティスト、建築家、映像作家として活動する。ヴェネツィア・ビエンナーレ(1986年、2007年、2009年、2013年)、サンパウロ・ビエンナーレ(1987年、1989年、2010年)、「ドクメンタ」(1987年、2002年)など主要な国際展ほか各国で個展を開催している。「あいちトリエンナーレ2013」や森美術館の開館10周年記念展「LOVE展:アートにみる愛のかたち―シャガールから草間彌生、初音ミクまで」(2013年)にも参加している。