EXHIBITION-RELATED PROGRAMS

シンポジウム、レクチャー、ギャラリートーク、アーティストトークなど

トークセッション「写真の現場から世界へ:三影堂と中国現代写真の歩み」

「MAMリサーチ005:中国現代写真の現場」関連プログラム
日英同時通訳付

写真を通して文化の国際交流に大きく貢献してきた三影堂の誕生までの道のりと活動について榮榮&映里が語ると共に、彼らを初期から見続けてきたウー・ホン氏が中国の現代写真の歴史と文化的背景について話します。さらに笠原美智子氏を交えて日本と中国の現代写真の状況などに触れながらディスカッションを行います。

日時
2017年7月29日(土)14:00~16:00(開場 13:30)
出演
ウー・ホン(シカゴ大学美術史学部特別教授)、榮榮&映里(アーティスト)、笠原美智子(東京都写真美術館学芸課長)
モデレーター
荒木夏実(森美術館キュレーター)
ウー・ホン

ウー・ホン(巫鴻)
美術史家、批評家、キュレーターとして活躍するウー・ホンは、シカゴ大学美術史学部および東アジア言語文明学部の特別教授であり、シカゴ大学付属東アジア美術センター館長、同大付属スマート美術館のコンサルティング・キュレーターを務める。グッゲンハイム美術館アジア・アート・カウンシルを含む複数の国際委員会の任に着く。芸術科学米国アカデミー常任会員。1980年代より個展、グループ展、ビエンナーレやトリエンナーレなどの現代美術の展覧会を数多く手掛けている。主な著書に『ウー・ホン選中国現代美術アーティスト』(2009)、『現代中国美術:基本文献』(2010)、『現代中国美術:歴史』(2014)など。

榮榮&映里

榮榮&映里(ロンロン・アンド・インリ)
榮榮(1968年中国の福建省生まれ、北京在住)と映里(1973年神奈川県生まれ、京都在住)によるアーティストユニット。北京を拠点に国際的に活躍するとともに、2007年に北京に中国初となる写真専門の民間現代アートセンター、三影堂撮影芸術中心を設立。中国写真芸術の中心的存在として多様な活動を続けている。主な展覧会に「複眼:榮榮&映里作品2000-2010」(ヘ・シャンニン美術館、深圳、中国、2012)、「榮榮&映里写真展 三生万物」(資生堂ギャラリー、2011)、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2012」(新潟、2012)、「写真のエステ-五つのエレメント」(東京都写真美術館、2013)、「LOVE展:アートにみる愛のかたち シャガールから草間彌生、初音ミクまで」(森美術館、2013)、「記憶の円環:榮榮&映里と袁廣鳴の映像表現」(水戸芸術館現代美術センター、2016)など。ソニー・ワールド・フォトグラフィー・アワード最優秀貢献賞受賞(2016)。

笠原美智子

笠原美智子
東京都写真美術館事業企画課長、明治学院大学非常勤講師。1957年長野県生まれ。1983年明治学院大学社会学部社会学科卒業。1987年シカゴ・コロンビア大学修士課程修了(写真専攻)。主な著作に『ヌードのポリティクス 女性写真家の仕事』(1998)、『写真、時代に抗するもの』(2002)他。主な展覧会として、「ジェンダー 記憶の淵から」展(1996)、「ラヴズ・ボディ ヌード写真の近現代」展(1998)、「ラヴズ・ボディ 生と性を巡る表現」展(2010)、「日本の新進作家vol. 11 この世界とわたしのどこか」展(2012)、「ダヤニータ・シン インドの大きな家の美術館」展(2017)他。第51回ヴェネチア・ビエンナーレ美術展日本館コミッショナーとして「石内都:マザーズ 2000-2005 未来の刻印」展(2015)を開催。

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申込期間
2017.6.22(木) ~ 7.28(金)
会場
森美術館オーディトリアム
定員
80名(要予約)
料金
無料(ただし、当日有効の森美術館の展覧会チケットが必要です)
お問い合わせ
森美術館 ラーニング担当
Tel:03-6406-6101(月~金 11:00~17:00)
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カテゴリー
展覧会関連
対象
一般
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