展覧会

MAMコレクション011:横溝 静+松川朋奈―私たちが生きる、それぞれの時間

2019.11.19(火)~ 2020.3.29(日)

出展作家

横溝 静、松川朋奈

本展では、さまざまな女性たちの私的な日常を描いた、2人の女性アーティストの作品を紹介します。横溝静の映像作品《永遠に、そしてふたたび》(2003年)は、引退したイギリス人のピアニスト4人が、自宅でショパンの「ワルツ第10番」を演奏する様子を映し、彼女たちが生きてきた時間を想起させます。一方、松川朋奈の絵画作品は、作家自身と同世代の六本木で働く女性たちへのインタビューをもとに、リアルな日常を断片的に描写することで、そこに潜む彼女たちの不安や悲しみなどの内面を写し出します。

イギリスと日本、文化も世代も全く異なる女性たちに寄り添うアーティストの親密な眼差しを通して、現代社会で生きることを見つめ直す機会となるでしょう。

 展示風景はこちら 

横溝 静《永遠に、そしてふたたび》
横溝 静
《永遠に、そしてふたたび》
2003年
2チャンネル・ビデオ・インスタレーション
17分(ループ)
Courtesy: WAKO WORKS OF ART, Tokyo
展示風景:「永遠に、そしてふたたび」IZU PHOTO MUSEUM(静岡)2018年
撮影:木奥惠三
松川朋奈《朝4時までは待っていて #2》
松川朋奈
《朝4時までは待っていて #2》
2016年
油彩、木製パネル
130.3×194 cm
横溝 静《永遠に、そしてふたたび》
横溝 静
《永遠に、そしてふたたび》
2003年
2チャンネル・ビデオ・インスタレーション
17分(ループ)
Courtesy: WAKO WORKS OF ART, Tokyo
展示風景:「永遠に、そしてふたたび」IZU PHOTO MUSEUM(静岡)2018年
撮影:木奥惠三
松川朋奈《朝4時までは待っていて #2》
松川朋奈
《朝4時までは待っていて #2》
2016年
油彩、木製パネル
130.3×194 cm

横溝 静

1966年東京生まれ。近年の個展に「Shizuka Yokomizo」大和日英基金(ロンドン、2014年)、グループ展に「Japanese Photography from Postwar to Now」サンフランシスコ現代美術館(2016年)、「永遠に、そしてふたたび」IZU PHOTO MUSEUM(静岡、2018年)、「シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート」ポーラ美術館(神奈川、2019年)などがある。

松川朋奈

1987年愛知生まれ。主な個展に「Love Yourself」Yuka Tsuruno Gallery(東京、2019年)、「Artist Meets K urashiki vol.12 松川朋奈」大原美術館(岡山、2016年)、グループ展に「IF ONLY BELLA ABZUG WERE HERE」Marc Straus Gallery(ニューヨーク、2016年)、「六本木クロッシング2016:僕の身体、あなたの声」森美術館(東京、2016年)などがある。

基本情報
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MAMコレクション011:横溝 静+松川朋奈―私たちが生きる、それぞれの時間


撮影に関する注意事項

「MAMコレクション011:横溝 静+松川朋奈―私たちが生きる、それぞれの時間」では、松川朋奈の作品のみ、以下の条件の範囲内で作品の撮影が可能です。ただし、横溝 静の作品は撮影はできません。

撮影に際して

  • 作品に触れないでください。
  • 他の鑑賞者の鑑賞を妨げるような撮影はご遠慮ください。
  • フラッシュの使用はご遠慮ください。
  • 三脚や自撮り棒の使用はご遠慮ください。
  • 動画撮影は1分以内に限ります。

撮影された写真・動画の利用に関して

  • 撮影された作品写真/動画は、非営利目的でのみ利用できます。営利目的には利用できませんのでご注意ください。
  • 撮影された写真/動画に変更を加えることはできません。
  • 上記作品写真/動画の使用条件はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下で許諾されています。
  • 撮影した写真/動画をブログや写真共有サービスなどに利用する場合は、以下のとおり表示してください。

表記例

作家名/作品名:松川朋奈《朝4時までは待っていて #2》
この写真/動画は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際」ライセンスの下で許諾されています。

※ クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの詳細や表示については、クリエイティブ・コモンズ・ジャパンのウェブサイトをご参照ください。
※撮影された作品写真/動画に来館者が写っている場合、その写真の公表にあたって写り込んだ方の肖像権に触れる場合がありますので、ご注意ください。


「MAMコレクション」とは?

日本を含むアジアの現代美術に焦点をあてた森美術館のコレクションは、現在、400点近くを数えます。「MAMコレクション」は、このコレクションを順次、多様なテーマに沿って紹介するシリーズです。ダイナミックな眺望とリビングルームのような空間で現代アートを楽しむ、美術館のモットー、「アート&ライフ」を体現したプログラムです。

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