「MAMプロジェクト023」は、シドニーを中心に国際的に活躍するアーティスト、アガサ・ゴス=スネイプ(1980年シドニー生まれ、在住)を紹介します。ゴス=スネイプは、即興的なパフォーマンスを中心に、パワーポイントを使用したスライドショー、参加型のワークショップ、テキスト、視覚的なスコア(譜面、指示書)など、様々な手法を用いて作品を発表しています。日本初の個展となる本展では、森美術館のモットーである「アート&ライフ」から着想を得たインスタレーションと、そこから発展した一連のパフォーマンスで構成される、新作《オー・ウィンドウ》を発表します。
ゴス=スネイプは、作品名にある「ウィンドウ」(窓)を、美術館の内側にある「アート」と美術館の外側にある「ライフ」の二つの領域をつなぐ場所として捉え、実際には窓のない展示空間にいくつもの仮想的な「窓」を作り出しています。アーティストと美術館スタッフとの会話や、六本木ヒルズの中で彼女が発見したモノ、コトをモチーフとし、グラフィックや映像などから成り立つこれらの「窓」を覗くと、モノやコトの本来の役割や機能とは異なる、「アート」の文脈で捉えた新たな景色が立ち現われてくるでしょう。
会期中に行われるパフォーマンスは、美術館の中だけでなく六本木ヒルズ全体を舞台に展開されます。インスタレーションとパフォーマンスが呼応し合うことで、「窓」は少しずつその領域を広げていきます。
さらに今回のプロジェクトでゴス=スネイプは、他のアーティストとさまざまなコラボレーションを展開します。ギャラリー内に展示される映像作品の多くは、映像を中心にインスタレーションやパフォーマンス作品を制作する津田道子との協働によって制作されました。また、4月から5月にかけてゴス=スネイプが東京に長期滞在し実施する一連のパフォーマンスでも、他のアーティストとのコラボレーションが行われます。
会場: | 森美術館 |
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主催: | 森美術館 |
助成: | オーストラリア・カウンシル・フォー・ジ・アーツ、アジアリンク、アーツNSW |
企画: | 熊倉晴子(森美術館アシスタント・キュレーター) |
開館時間: | 10:00-22:00(火曜は17:00まで) |
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※入館は閉館時間の30分前まで ※会期中無休 |
入館料: | 一般1,800円、学生(高校・大学生)1,200円、子供(4歳-中学生)600円、シニア(65歳以上)1,500円 ※表示料金に消費税込 ※「N・S・ハルシャ展」、「MAMコレクション004」展、「MAMスクリーン005」展と共通 ※本展のチケットで展望台 東京シティビューにも入館可(屋上 スカイデッキを除く) ※森アーツセンターギャラリーへの入館は別料金になります。 ※屋上 スカイデッキへは、別途追加料金がかかります。 |
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お問い合わせ: Tel: 03-5777-8600(ハローダイヤル) |