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MAMスクリーン001:ビル・ヴィオラ初期映像短編集

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「MAMスクリーン」とは?

1960年代に始まったビデオ・アートは、映像技術の革新にともなって飛躍的な発展をとげてきました。複数のメディアを融合させた映像インスタレーションも増えているなか、「MAMスクリーン」では、世界各地のシングル・チャンネル映像作品を会期中毎日上映し、280インチの大スクリーンでご覧いただきます。映像作品を集中してじっくり鑑賞いただけるよう、展覧会の枠組みから独立したプログラムとしてスタートしました。


MAMスクリーン001:ビル・ヴィオラ初期映像短編集



1980年から一年半、日本に滞在し、2011年高松宮殿下記念世界文化賞を受賞するなど日本にもなじみの深いビル・ヴィオラ(1951年生まれ)ですが、活動初期から、ビデオというメディアに固有のループ、スローモーション、スーパーインポーズといった技法の活用により、「時間」の要素を基本的な性質として持つビデオ特有の表現を追求しました。今回は初期の代表作である、《映り込む池》(1977-79年)や《聖歌》(1983年)、築地市場で撮影された《ヴェジタブル・メモリー》(1978-80年)など、70年代後半~80年代前半の作品を紹介し、ビデオ・アートの第一人者の制作の原点を振り返ります。

上映作品

  1. 1. 歯と歯のあいだ(1976年)9分10秒
  2. 2. 映りこむ池(1977-79年)7分
  3. 3. 日の老いたる者(天地創造の神)(1979-81年)12分21秒
  4. 4. ヴェジタブル・メモリー(1978-80年)15分13秒
  5. 5. 聖歌(1983年)11分30秒

ビル・ヴィオラ
《日の老いたる者(天地創造の神)》
1979-81年
ビデオテープ(デジタル映像に変換)、カラー、ステレオ・サウンド
12分21秒
配給:エレクトロニック・アーツ・インターミックス(EAI)
写真: Kira Perov

概要

会期: 2015年4月25日(土)-7月5日(日)
主催: 森美術館
企画: 近藤健一(森美術館キュレーター)
会場: 森美術館

開館時間: 10:00–22:00(火曜日のみ、17:00まで)
  *4/25(土)は「六本木アートナイト2015」開催に伴い翌朝6:00まで
*5/5(火・祝)は22:00まで
*入館は閉館時間の30分前まで
*会期中無休

入館料: 一般1,800円、学生(高校・大学生)1,200円、子供(4歳-中学生)600円、シニア(65歳以上)1,500円
*表示料金は消費税込
*「シンプルなかたち展」、「MAMコレクション」、「MAMリサーチ」と共通
*4/29以降は、本展のチケットで展望台 東京シティビューにも入館可
*スカイデッキへは別途料金がかかります
お問い合わせ: Tel: 03-5777-8600(ハローダイヤル)

MAMスクリーン001の上映について

*当プログラムは約60分で、毎時30分から上映されます。
*最終上映時間は20:30(祝日を除く 火曜日は15:30)


イベント開催のため、下記日時はMAMスクリーン001をご覧いただけません。あらかじめご了承ください。
*日時が追加される場合もあります。ご留意ください。

4/25(土) 17:30-21:30  
5/3(日) 10:30-17:30  
5/7(木) 17:30-  (最終は16:30の回になります)
5/15(金) 17:30-20:30  
5/28(木) 10:30-12:30  
6/13(土) 12:30-17:30  
6/20(土) 12:30-18:30  
7/3(金) 17:30-  (最終は16:30の回になります)

写真撮影に関する注意事項

森美術館「MAMスクリーン001:ビル・ヴィオラ初期映像短編集」では、写真および動画の撮影はできません。