1957年、現代中国を代表する詩人アイ・チン[艾青]を父に北京で生まれ、1978年に北京電影学院入学。1979年および81年に前衛芸術集団「星星画会」展に参加後、渡米。1993年に帰国して以降は、出版活動の傍ら、チャイナ・アート・アーカイヴ&ウエアハウス(CAAW)を拠点に中国の若手アーティストを支援。2000年の「不合作方式(FUCK OFF)」展を共同企画する傍ら、1999年の自邸兼スタジオの設計以降、70を越える建築・都市開発プロジェクトに携わる。
近年の展覧会には、「第11回ヴェネチア・ビエンナーレ建築展」ヴェネチア(2008年)、「第8回リバプール・ビエンナーレ」リバプール(2008年)、「ドクメンタ12」カッセル(2007年)、「麻雀:シッグコレクションの現代中国美術」(2006年以降巡回)などがある。
本展のために来日したアイ・ウェイウェイからみなさまへのメッセージをお送りします。
Windows Mediaで再生
ポッドキャスティング
上のバナーをiTunesなどのPodcastingアプリケーションにドラック&ドロップしてください。
美術、建築、編集、デザインなど多岐にわたるクリエイティブな分野で活躍するアイ・ウェイウェイ。日曜日の午後8時間にわたるこの連続対談では、アーティストの多面性をアートと建築を入口にして、素材、技術、空間、歴史、文化、領域などの観点から読み解きます。
日時: | 2009年7月26日(日)12:00-20:00(開場:11:30、全自由席、途中入退室自由) |
会場: | アカデミーヒルズ49、タワーホール(森タワー49階) |
主催: | 森美術館、アカデミーヒルズ |
その他詳細はパブリックプログラム申込みページへ |
12:00 プログラム開始 モデレーター:片岡真実(森美術館チーフ・キュレーター)
12:05 対談1 出演:ウリ・シグ(コレクター)
13:00 対談2 出演:隈 研吾(建築家)
14:45 対談3 出演:フィリップ・ティナリ(ライター、キュレーター)
15:45 対談4 出演:チャールズ・メレウェザー(美術史家、ライター、キュレーター)
17:30 対談5 出演:坂 茂(建築家)
18:30 対談6 出演:杉本博司(現代美術家)
20:00 終了
※質疑応答および休憩の時間を適宜予定しています。
※予告なく出演者および出演の順番が変更する場合があります。予めご了承ください。
坂 茂 アーノルド・W・ブルーナー記念賞建築部門世界建築賞、ロルドル・ナショナル・ド・ラ・レジオン・ドヌール勲章など受賞。2009年9月にはフランス、メッス市に現在建築中の新ポンピドゥー・センターが完成予定。 |
隈 研吾 東京大学教授(2009年より)。日本建築学会賞、アメリカ建築家協会ベネディクタス賞、スピリット・オブ・ネイチャー国際木の建築賞など受賞。近作にサントリー美術館。 |
チャールズ・メレウェザー 香港中文大学の客員教授、シドニー・ビエンナーレ2006年アーティスティック・ディレクター、アブダビの文化地区副ディレクター(2007-2008年)などを務める。アイ・ウェイウェイに関する執筆多数。 |
ウリ・シグ 1995年から4年に亘る在中国スイス大使を機に中国現代美術の収集を始め、世界有数のコレクションに発展。1997年に中国現代美術賞(CCAA)、2007年に同美術評論家賞を設置。 |
杉本博司 「劇場」「海景」に代表される作品群は国際的に評価が高く世界中の美術館に収蔵。2001年ハッセルブラッド国際写真賞受賞。 |
フィリップ・ティナリ 「アー ト・フォーラム」誌に執筆するほか、中央美術学院准教授ならびにアート・バーゼル中国美術アドバイザー。 |